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モノの動きを無線で知らせる小型タグ「TWELITE CUE」、サイズは約3cm
出力の違いで2種類あり
2021年1月6日 07:05
モーターやドアなどの「モノ」の動きを知らせるモノワイヤレスの小型タグ「TWELITE CUE」がマルツ秋葉原本店に入荷した。
ラインナップは標準出力(1mW級)モデルの「TWELITE CUE BLUE(MW-B-CUE-0)」と高出力(10mW級)モデルの「TWELITE CUE RED(MW-R-CUE-0)」の2つ。販売価格は順に税抜き2,255円、税抜き2,982円。
データを受信するためのUSBスティック「MONOSTICK」は別売り。
3軸加速度センサーや磁気センサー、無線機能を備えた小型タグサイズは30.2×32×14.5mm
TWELITE CUEは、IEEE 802.15.4準拠の無線機能を備えた小型タグ。3軸加速度センサーと磁気センサーが内蔵されており、衝撃、振動、傾き、移動などや、磁石を検知した時に無線でデータを送信するというものだ。サイズは30.2×32×14.5mm。
用途の例としては、TWELITE CUEをモーターやポンプなどに取り付け、振動によって稼働状況を把握する、といったものがある。また、TWELITE CUEをドア側に、別途用意した磁石を壁側に取り付ければ、磁石センサーによりドアの開閉を検知できる。
ビーコンとしても使用可能とのこと。定期的に信号を送信させることで、その強度により大まかな位置を知ることができるという。
本体にボタンやスイッチなどは無く、内部の基板にコイン形リチウム電池(CR2032)を装着すると動作するというシンプルな構造。省電力で、年単位の連続動作も可能としている。
データの受信機として同社はMONOSTICK(MONOSTICK BLUE/RED)を用意している。PCやタブレットなどにUSBで接続するスティック型デバイスで、アプリ「TWELITE」が標準でインストールされているとのこと。評価・開発環境として「TWELITE STAGE SDK」も用意されている。
[取材協力:マルツ秋葉原本店]