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“究極の小ささ”と実用性を兼ね備えたキーボード自作キット「mcsp lp」

従来よりも薄いデザインに

mcsp lp

 “究極の小ささ”をうたう超小型の左右分離キーボードキットに新モデルが登場、ロープロファイル仕様の「mcsp lp」が遊舎工房に入荷した。「a bit keys」の制作物を委託で同店が販売している。キースイッチやUSBケーブルなどは別売り。店頭価格は税込9,680円。

片側24キーでロープロファイルスイッチに対応したキーボード自作キット

 mcsp lpは右と左の2つのユニットで構成されるUSBキーボードを自作するためのキット。右手、左手の位置にあわせてそれぞれのユニットを動かせるので、自然な姿勢でタイピングをすることができる。

 ユニット1つが幅96mm、奥行き64mmとコンパクトながら、0.8Uキーキャップ(約16mmピッチ)の採用でキー数24を実現している(左右あわせて48キー)。さらに、ロープロファイルスイッチに対応したことで、2020年12月に登場した「mcsp」より薄型になった。標準キーキャップ使用時の高さは15mm。

 同梱されている部品は、基板、筐体となるトップ・ボトムプレート、MCU、水晶発振子、チップ抵抗・コンデンサなどで、はんだ付けなどをして組み立てる。

 キットとは別に用意する部品は、キースイッチ(ロープロファイル、48個)、キーキャップ(0.8U、48個)、USBケーブル(標準A-マイクロB、マイクロB-マイクロBを各1本)。

従来モデルとの比較

 全ての部品が表面実装とのことなので、はんだ付けに慣れていない人は注意が必要。なお、a bit keysの販売ページでは、はんだ付けや動作確認を行なってから発送する「組み立てサービス」(有償)も用意されている。

[取材協力:遊舎工房]