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画面比率3:2の4K+モニター「HUAWEI MateView」が発売、スマホなどの画面をワイヤレスで表示

HUAWEI MateView

 アスペクト比3:2の28.2インチディスプレイ「HUAWEI MateView」が登場、ワイヤレス対応モデル「HSN-CBA」が一部ショップに入荷している。解像度は3,840×2,560ドット。店頭価格は88,700円。

アスペクト比が3:2の液晶ディスプレイ、解像度は3,840×2,560ドットでIPSパネルを採用

 MateViewは28.2インチのIPSパネルを採用したディスプレイ。現在の液晶ディスプレイは画面が横に長いアスペクト比16:9のものが主流だが、MateViewではより正方形に近い比率の3:2が採用されている。

 解像度は3,840×2,560ドット。16:9比の4Kディスプレイ(3,840×2,160ドット)より縦のドット数が多く、HUAWEIは「4K+ウルトラHDディスプレイ」と銘打っている。

 画面占有率が最大94%という“狭額縁”デザインや、色精度ΔE<2、DCI-P3 98%カバー、HDR 400対応、10bitカラー対応(表示色数10億7,000万)といった高いスペックも売り。

 また、無線LAN(IEEE 802.11a/b/g/n/ac)とBluetooth 5.1を搭載し、同社のノートPCやスマートフォンなどの映像をワイヤレスで表示できるという。EMUI10以降やNFCを搭載したスマートフォンであれば、スタンド部分にタッチするだけで映像表示できるとしている。

 上記以外のパネルの主なスペックは、輝度500ニット、コントラスト比1,200:1、リフレッシュレート60Hz。映像端子はMini DisplayPort 1.2×1、HDMI 2.0×1、USB Type-C×1(最大65W給電対応)。USB 3.0ハブ(2ポート)と3.5mmヘッドセット端子も備える。

 ただし、HDMI端子でサポートされる最高解像度とリフレッシュレートはそれぞれ3,840×2,560ドット、50Hzとしている。

 本体のサイズは幅608×高さ591×奥行き182mm、重量は約6.2kg(ソフマップドットコム)。スピーカー(5W×2)とマイク(DMIC×2)も内蔵する。スタンドは高さ調節(110mm)とチルト(-5~18度)に対応する。電源端子の形状はUSB Type-C。

 付属品はMini DisplayPort-DisplayPortケーブル、USB Type-C-Type-Cケーブル、USB-ACアダプタ(135W)など。

[取材協力:ツクモパソコン本店IIツクモeX.パソコン館]