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1chip MSXやDEOCMでRGB 21ピン映像出力を可能にする変換アダプタ、音声出力にも対応

DEOCM RGB Adapter

 FPGAボードをMSXとして使うための基板「DEOCM(でおしむ)」でRGB 21ピン接続を可能とする変換アダプタが登場、「DEOCM RGB Adapter」が家電のケンちゃんで販売中だ。DEOCMのほか、1chip MSXでの動作も確認されている。店頭価格は2,200円。

RGB 15ピンケーブルと組み合わせて利用する変換アダプタ

 DEOCM RGB Adapterは、RGB 15ピンコネクタをRGB 21ピンコネクタへ変換するアダプタ。同人サークル「れすぽん」の作品。

 DEOCMならびに1chip MSXはRGB 15ピンコネクタを備えており、本アダプタとRGB 15ピンケーブルを組み合わせることで、RGB 21ピン出力が可能となる。なお、ピンアサインは14ピンにオーディオ出力を乗せるという特殊なもので、ビデオ信号に加えてオーディオ信号も出力可能(基板裏面のSJ1をカットすることでオーディオ出力を無効にすることもできる。

 アダプタ本体は完成済みで、付属のアクリルカバーを装着して利用する。装着にははんだ付け作業は不要。

 なお、製品は学習用とされており、工業製品への組み込みや用途外の使用は控えてほしいとされている。また、利用には電子工作・電子回路の一般的な知識や開発環境が必要とされている。

[取材協力:家電のケンちゃん]