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USBキーボードの配列を自分好みに変更できるQMKアダプタ、さらに“Bluetoothキーボード化”も

Keyboard Quantizer B

 USBキーボードを自作キーボード用ファームウェア対応させるUSBアダプタのBluetooth対応版「Keyboard Quantizer B」の取り扱いが、遊舎工房で始まっている。店頭価格は5,940円。

一般的なUSBキーボードに自作キーボードのファームウェアを適用できる有線/無線アダプタ

 これは、一般的なUSB接続キーボードを自作キーボード用ファームウェア「QMK Firmware」に対応させることが可能なUSBアダプタ。接続したキーボードのキー入力を認識し、QMK動作のキーボードとして使うことが可能となる。ハードウェア実装のため、PCを問わず柔軟な配列変更やレイヤー追加/マクロ機能などが利用できるのが特徴で、例えばCaps LockキーをCtrlキーに変更したり、自分好みのキー配列に変更することができるほか、マウスやトラックボールの入力を変換することもできるという。

 Bluetooth対応版では最大8台までペアリングが可能で、単純に有線キーボードをBluetoothキーボード化するアダプタとしても利用できる。最大10レイヤーまで設定でき、キー送信間隔は8ms(有線/無線とも共通)、マウス送信間隔は有線時1ms/無線時8ms。

 なお、製作者のせきごん氏によれば、Nキーロルオーバーやポインティングデバイス付きキーボードについては認識できる場合とできない場合があり、「一般的なプロトコル(モディファイア+予約(1byte)+6キー分のデータを送信する)のキーボードやマウス(8ボタンまで、スクロール、パン)であれば安定して認識できる」としている。

[取材協力:遊舎工房]