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SanMax製DDR5メモリのサンプル展示スタート、SO-DIMMもあり
2021年10月4日 00:05
SanMax(サンマックス・テクノロジーズ)製DDR5メモリの展示がパソコンショップ アークで始まった。ノートPC向けのSO-DIMMも展示されている。製品の発売時期、価格は未定。
SanMax製のDDR5メモリ、Micron製チップを搭載した展示品
DDR4の次世代DRAMのDDR5では、帯域幅や記録密度の向上、ECC(エラー訂正機能)を実装する「オンダイECC」などが実現。近く登場する見込みの第12世代Intel Coreプロセッサ(開発コード名Alder Lake)でDDR5メモリがサポートされ、いよいよDDR4からDDR5への移行期に入る。
今回展示されたのはMicron製チップを搭載したSanMax製のDDR5-4800(PC5-38400)対応モジュールで、デスクトップPC向けのDIMM(288ピン)と、ノートPCや小型PCなどに向けたSO-DIMM(262ピン)の2種類。DDR5搭載のSO-DIMMを店頭で確認したのは初めて。
DIMMは容量8GBで、型番は「SMD5-U8G46MA-48B」。2枚組パッケージの型番は「SMD5-U16G46M-48B-D」。
SO-DIMMは容量32GBの「SMD5-S32G88MA-48B」(2枚組パッケージは「SMD5-S64G88M-48B-D」)と、8GBの「SMD5-S8G46MA-48B」(同「SMD5-S16G46M-48B-D」)の2モデル。
いずれも動作電圧は1.1V。モジュールには鉛フリー製品であることを示す「Pb-Free」マークがあり、またパッケージでは「国内5年保証」とされている。
[取材協力:パソコンショップ アーク]