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DSP版Windows 11が発売、一部ショップで記念セール実施
2021年11月11日 10:00
Microsoftの最新OS「Windows 11」のDSP版が発売された。メディアはDVDで、エディションは「Pro」「Home」の2種類。これまでと同じくPCパーツとのセットのみで販売される。
安価なPCパーツとのセット価格は、Windows 11 Homeが16,000~17,000円前後、Windows 11 Proが21,000~22,000円前後。パソコン工房 秋葉原BUYMORE店やソフマップAKIBA パソコン・デジタル館では、発売を記念したセールが始まっている。
DSP版Windows 11はPCパーツとのセットでのみ販売、メディアはDVDで64bit版のみ
Windows 11は10月5日(火)に一般向けに公開されたWindows OSの最新版。2015年に発売されたWindows 10の後継で、Windows 10を使っているユーザーはインターネットを介してWindows 11に無料でアップデートすることができる。
DSP版のWindows 11は自作PCなどにOSを新たにインストールすることを目的としたもので、前述のアップデートとは違いWindows 10が無くても導入が可能だ。ただし、LANカードなどのPCパーツとのセットのみで販売され、OS単体で購入することはできない。
Windows 11では、スタートメニューやタスクバーのボタンがデスクトップ画面の中央に表示されるようになり、タブレットモードが無くなるといったユーザーインターフェイスの変更が行なわれている。ウィンドウの四隅が丸くなるなどデザインも変化した。
これまで64bit版と32bit版の2種類だったのが、64bit版のみになったのもトピック。システム要件(OSをインストールするのに必要なハードウェアなど)のプロセッサが64bitのCPUまたはSoC(System on a Chip)とされ、32bit版OSは提供されなくなった。
また、セキュリティチップのTPM(Trusted Platform Module)のバージョンが2.0であることも必須。古いPCやマザーボードを使っている場合はこの要件を満たせず、OSを導入できないことがあるので注意が必要だ。
なお、Microsoftは、推奨しないとしながら、TPM 2.0非搭載のPCにWindows 11をインストールする方法を公開している(TPM 1.2以上は必要)。
[取材協力:パソコン工房 秋葉原BUYMORE店とソフマップAKIBA パソコン・デジタル館とツクモパソコン本店IIとツクモeX.パソコン館とパソコンショップ アークとドスパラ秋葉原本店とあきばお~弐號店]