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パイオニアの新型BDドライブ「BDR-S13J」が発売、プレミアムモデルもあり

「BDR-S13J-X」と「BDR-S13JBK」

 パイオニア製内蔵BDドライブの新製品2モデル「BDR-S13J-X」「BDR-S13JBK」が17日(金)に発売された。店頭価格はBDR-S13J-Xが38,060円、BDR-S13JBKが23,980円。前者は高品位パーツを採用するという上位モデルとなっている。

上位のBDR-S13J-Xは「こだわりの筐体や部品を採用したプレミアムモデル」

 これらは、BD/DVD/CDメディアの書き込み・読み出しが可能な5インチベイ内蔵型ドライブで、2019年2月発売の「BDR-S12J-X」「BDR-S12J-BK」に続く製品。

 一部ディスクのアクセス速度が向上し、CD-R書き込みとCD-ROM読み出しが40倍速から48倍速に、長期保存向けディスクのM-DISC(BD)SL、M-DISC(DVD)の書き込みが4倍速から6倍速に、それぞれアップしている(いずれも最高速度)。

 BDR-S13J-Xは「こだわりの筐体や部品を採用したプレミアムモデル」(同社)で、低抵抗フラットケーブル、低ノイズ電解コンデンサ、防振クッション・ゴム、国内メーカー製DCモーター(トレイローディング部)などが採用。特殊塗装を施した筐体は放熱性が高く、ピックアップレーザーの乱反射を抑えるという。

 音楽CD用の独自機能も搭載。ディスクの汚れや傷などによりデータが読み取れない時に、読み取り方法を調整する「PureRead 4+」、再生時のデータの欠落、補間発生を抑える「RealTime PureRead」、再生品質をチェックして4段階(A~D)で表示する「オーディオCDチェック」(BDR-S13J-Xのみ)が搭載されている。

 外形寸法(幅×高さ×奥行き)は約148×42.3×181mm。質量は約0.74kg。インターフェースはSATA 3.0(6Gbps)。バッファサイズは4MB。主なディスクの最高書き込み速度はBD-R 16倍、BD-RE 2倍、DVD-R 16倍、DVD-RW 6倍、CD-R 48倍、CD-RW 24倍。対応OSはWindows 11/10/8.1。

 付属ソフトウェア(ダウンロード提供)は、再生ソフト「PowerDVD 14」、映像編集ソフト「PowerDirector 16」、ライティングソフト「Power2Go 11」、バックアップソフト「PowerBackup 2.5」、ライブ配信・画面録画ソフト「Screen Recorder 4」など。

[取材協力:ツクモパソコン本店IIツクモeX.パソコン館パソコン工房 秋葉原BUYMORE店]