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切手サイズでWi-Fi対応!開発ボード「M5Stamp Pico DIY Kit」がマルツに入荷、セキュリティを高めた「M5Stamp C3」も

M5Stamp Pico

 切手サイズでWi-Fiチップを搭載した開発ボード「M5Stamp」シリーズが、マルツ秋葉原本店に入荷した。ESP32-PICO-D4を搭載する「Pico DIY Kit」と、ESP32-C3を搭載する「C3 Mate」「C3(5pcs)」が入荷しており、販売価格は順に2,156円、1,010円、4,838円。

本体サイズが18×24×4.4mmと切手と同程度の大きさの「M5Stamp Pico DIY Kit」

 M5Stamp Pico DIY Kitは、本体サイズが18×24×4.4mmと切手と同程度の本体に、消費電力が低い「Espressif ESP32-PICO-D4 Wi-Fiチップ」を搭載した超小型モジュール。ウェアラブル端末や医療機器、センサー、IoT機器など、設置スペースが限られた小型デバイスに適しているとされている。

 今回入荷したDIY Kitは、USBダウンローダーやピンヘッダーなどが付属したモデル。UIFlowを使ったグラフィカルプログラミングやArduino、MicroPython、ESP32-IDFでの開発に対応している。

M5Stamp Pico DIY Kit

Wi-FiならびにBluetooth 5.0に対応した「M5Stamp C3 Mate」「M5Stamp C3(5pcs)」

 M5Stamp C3 MateならびにM5Stamp C3(5pcs)は、「Espressif ESP32-C3 RISC-V MCU」や暗号化フラッシュを搭載した超小型モジュール。本体サイズは20×34×4.5mm。

M5Stamp C3 Mate

 販売元のスイッチサイエンスによると、RSA-3072ベースのセキュアブートとAES-128-XTSベースの暗号化フラッシュ(Flash Encryption)を組み合わせることで、従来のM5Stackシリーズよりも安全なBluetooth接続が可能になっているという。開発環境はArduinoやESP32-IDFなどに対応。

 今回入荷した「M5Stamp C3 Mate」は、ピンヘッダーやソケットなどがセットになったモデル。「M5Stamp C3(5pcs)」についてはモジュール単体が5個セットになったモデルとなっている。

M5Stamp C3(5pcs)

[取材協力:マルツ秋葉原本店]