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ソフマップ、じゃんぱらを完全子会社化

 株式会社ソフマップ(以下ソフマップ)が、株式会社じゃんぱら(以下じゃんぱら)の株式を取得し完全子会社化したと12月22日(水)に発表した。両社のシナジーでリユース市場でのシェア拡大などを実現するとしている。

 中古のPC、スマートフォン、デジタル家電の買取・販売ショップ「じゃんぱら」を運営するじゃんぱらは、2015年12月に設立。

 設立当時の商号はTWEホールディングス株式会社で、1997年からショップ「じゃんぱら」を運営していた株式会社サードウェーブエクスチェンジの完全子会社化(2016年)、じゃんぱらへの商号変更(2019年)を経て、現在に至っている。

 デジタル家電ショップ「ソフマップ」を運営するソフマップ(株式会社ビックカメラ傘下)も、中古品を買い取り、個人データ消去や品質チェックを行なって販売する「リユース事業」が柱の1つとなっている。ソフマップは、じゃんぱらの子会社化で両社のシナジーを最大限に活かし、リユース市場でのシェア拡大とリユース事業による利益増などを実現するとしている。

 リユース市場ではオークションサイトやフリーマーケットアプリによるCtoC(個人同士の取引)が盛んだが、ソフマップは、PCなどのデジタル製品では個人データ消去やメンテナンス状態などの点で不安があり、今後もCtoCよりBtoC(企業と個人との取引)での成長が十分に期待できる、と展望する。