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WD「Ultrastar DC HC560」の20TB HDDが入荷、OptiNANDテクノロジー採用

Ultrastar DC HC560 20TB WUH722020ALE6L4

 「OptiNAND」技術を採用したWestern Digitalのデータセンター向け20TB HDD「Ultrastar DC HC560」が登場、非SEDモデル「WUH722020ALE6L4」が発売された。販売価格は88,980~99,660円。

レイテンシーや信頼性を向上させた「OptiNAND」採用の20TB HDD

 Ultrastar DC HC560は、クラウド・ハイパースケールストレージや高密度データセンターなどの用途に向けたSATA接続の3.5インチHDD。面密度、レイテンシー、信頼性を向上させるという「OptiNAND」が採用されている。

 組み込みフラッシュドライブ「iNAND」や強化ファームウェア・SoCを統合したOptiNANDは、従来のハイブリッド技術とは異なるという。磁気ヘッド制御技術「Triple Stage Actuator(TSA)」やヘリウム充填技術「HelioSeal」も搭載し、9枚の2.2TBプラッタにより20TBの容量を実現したとしている。

 信頼性については、電源断による非常停止が発生した場合に、従来比で約50倍の顧客データを保持できるとしている。また、自己暗号化ドライブ(SED)モデル「WUH722020ALE6L1」が用意されている。

 主なスペックは、インターフェイスがSATA 6Gb/s、バッファ容量が512MB、回転速度が7,200RPM、最高データ転送レートが269MB/s、ロード/アンロードサイクルが60万回、MTBFが250万時間、ワークロードが550TB/年、音量がアイドル時20dB、動作時32dB。

[取材協力:オリオスペックパソコン工房 秋葉原BUYMORE店ツクモパソコン本店IIツクモeX.パソコン館パソコンショップ アーク]