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ピーガー音も鳴る！Raspberry Piでデータレコーダーをエミュレートするキットが入荷
2022年4月29日 00:15
レトロPCのデータレコーダーをエミュレートするというキット「Raspberry Pi用ピーガーMODEM 【初回版】」が家電のケンちゃんで販売中だ。サークル「Project C」による同人ハードウェア。Raspberry Piなどは別途用意する。
今回入荷したのは、動作報告をしてくれるユーザーにむけた「テスト版」で、店頭価格は13,200円。なお、次回入荷分から、販売価格は上がるそうだ。
データレコーダーをRaspberry Piでエミュレートする基板
このキットは、カセットテープを記録媒体として用いるデータレコーダーを、Raspberry Piでエミュレートするためのもの。カンサスシティスタンダード形式データの記録（SAVE）と再生（LOAD）が可能で、MSX、PC-6001シリーズ、PC-8001/8801シリーズといったレトロPCに対応しているという。データ再生時はお馴染みの“ピーガー音”も鳴る。基板上のスイッチで音のON/OFFの切り替えが可能だ。
キットの内容は基板「MODEMボード」、Raspberry PiのGPIO用ピンソケット（2×20ピン）、スペーサ、ネジ、ACアダプタ（5V 2A）。基板にはディスプレイやスイッチ、3.5mmのCMT入力・出力端子、2.5mmのREMOTE端子などが実装されており、ピンソケットの取り付け（はんだ付け）を自身で行なう。
他に用意するものはRaspberry Pi、microSDカード（8GB以上）、USBメモリ（カセットテープデータ保存用）など。キットはRaspberry Pi 3B/3A+/3B+で動作することを確認しているとのこと。
[取材協力:家電のケンちゃん]
