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NZXTのタワーPCケース「H7」が発売、前面パネルの違いで3種類

(7/8 17:48更新)H7 Eliteの発光デモの写真を追加。
初出日時 7/8 0:00
H7 Elite

 NZXTのタワーPCケースの新製品「H7シリーズ」が8日(金)に発売された。ラインナップはフロントパネルのデザイン別で「H7」「H7 Flow」「H7 Elite」の3製品。各製品でホワイト、ブラックなどのカラーが用意されている(H7、H7 Flowは3種類、H7 Eliteは2種類)。店頭価格は順に19,800円、21,230円、31,900円。

上部排気時のエアフローが大幅に向上したタワー型PCケース

 H7シリーズはATXマザーボードに対応したタワー型のPCケース。サイズは高さ505×幅230×奥行き480mm。

 フロントのデザインが製品ごとに異なり、H7では開口部の無いスチールパネルが、H7 Flowは無数の穴が開いたスチールパネルが、H7 Eliteでは強化ガラスパネルが、それぞれ装備されている。

 左サイドは強化ガラスパネルで、内蔵したPCパーツなどをガラス越しに見ることができる。また、「裏配線スペース」が用意されており、ケーブルをまとめて面ファスナーで固定することで見端を良くすることができる。

 トップには無数の穴が開いたパネルが装備。これにより、従来製品の「H710シリーズ」と比べ、上部排気時のエアフローが大幅に向上したとしている。

 工具不要という「ツールレス構造」も採用されている。フロントパネルやサイドパネルなどの固定にネジを使用しておらず、ドライバーなどの工具を使わずに開閉できるという。

H7とH7 Flow

 対応マザータイプはATX、microATX、Mini-ITX。E-ATXも含まれるが「取り付け時の幅272mmまで」とされている。ドライブベイは3.5インチが2基、2.5インチが4+2基。拡張カードスロットは7基。

 搭載ファンはH7、H7 Flowがフロント120mm×1、リア120mm×1、H7 Eliteがフロント140mm×3、リア140mm×1。H7 EliteのフロントファンはLED付きで、また「LED&ファンコントローラー」が搭載されている。

 ラジエーターの対応サイズはフロントとトップが360mmまで、リアが140mmまで。他のPCパーツの対応サイズはCPUクーラーが高さ185mmまで、ビデオカードが長さ400mmまで。

[取材協力:ツクモパソコン本店ツクモeX.パソコン館ドスパラ秋葉原本店パソコンショップ アークパソコン工房 秋葉原BUYMORE店]