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NZXTの新型E-ATXケース「H710i」「H710」が発売、計6モデル

写真はH710i マットブラック/ブラック

 NZXTのE-ATXタワーケースの改良モデル「H710i」「H710」が発売された。それぞれに「マットブラック/ブラック」「マットホワイト/ブラック」「マットブラック/レッド」の3種類のカラーがラインナップされている。

 店頭価格はH710iが税込26,500円前後、H710が税込20,000円前後。販売ショップはツクモeX.パソコン館ツクモパソコン本店パソコンショップ アークソフマップAKIBA②号店 パソコン総合館

裏配線スペースを備えたE-ATXケース

 H710iとH710は左サイドに強化ガラスパネルを装備したタワー型PCケース。既存製品「H700i」「H700」の改良モデルで、ケーブルを隠すことで見栄えをよくする「裏配線スペース」を備えるといったデザイン・基本性能を踏襲し、機能を刷新したという。

 具体的には、フロントインターフェイスのUSB 2.0(2基)がUSB 3.1 Gen 2 Type-C(1基)に、ヘッドホン/マイクジャック(各1基)がヘッドセット用4極ジャック(1基)に変更され、H710iのファンコントローラーが「Smart Device v2」にバージョンアップされている。

 Smart Device v2は学習機能対応のUSB接続ファンコントローラー。同社のサーバーと連携し、回転数やノイズなどのデータから最適なファン設定を導き出すほか、内蔵LEDコントローラーの刷新により、単体のLEDコントローラ「HUE 2」クラスの高い応答速度などを実現したとしている。RGB LEDコネクタも2基に増加された。

 また、H710iはビデオカードの垂直取り付けにも対応した(厚さ2.5スロットサイズまで対応、ライザーケーブルは別売り)。

 本体サイズは幅230×奥行き494×高さ516mm(フットを含む)。質量は12.27kg。対応マザーボードサイズはE-ATX(305×272mmまで)、ATX、microATX、Mini-ITX。ドライブベイは3.5インチ×4、2.5インチ×7。拡張カードスロットは7基。

 ケースファンはフロント120mm×3、リア140mm×1で、トップへの増設が可能。ラジエーターの対応サイズはフロントとトップが360mmまで、リアが120mmまでで、リザーバー/ポンプ(224mmまで)の内蔵にも対応する。その他のPCパーツの対応サイズは、ビデオカードが長さ413mmまで、CPUクーラーが高さ185mmまで。

写真はH710i マットホワイト/ブラック
下の白箱がH710iの製品パッケージ。上の茶箱は「H710」

[撮影協力:ツクモパソコン本店ツクモeX.パソコン館パソコンショップ アーク]