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デザイン性を高めたフルカバー仕様のZ690マザーがNZXTから、通常タイプも同時発売

「N7 Z690」

 “目隠し”のメタルカバーを装備したアメリカNZXTのZ690マザー「N7 Z690」が発売された。カラーは「マットブラック」(型番N7-Z69XT-B1)、「マットホワイト」(型番N7-Z69XT-W1)の2色で、店頭価格は47,520円。

 このほか、カバー無しで8+1フェーズの電源回路を採用した下位モデル「N5 Z690」も同時に発売されている。カラーは「マットブラック」(型番N5-Z69XT-B1)、「マットホワイト」(型番N5-Z69XT-W1)の2色で、店頭価格は39,270円。

メタルカバーを装備したデザイン性に優れたATXマザー、カバー無しモデルも用意

 N7 Z690は、Intel Z690チップセットを搭載したATXフォームファクタのLGA1700マザーボード。基板の表面にメタルカバーを装備し、コンデンサや抵抗といった細々とした部品の大半を見えないようにしているのが特徴だ。同社は「デザイン性を極限まで高めるためにマザーボードをメタルカバーで覆った」としている。

 CPUソケットやメモリスロット、PCIeスロット、電源コネクタなどの上にはカバーが無く、CPUやケーブルなどの取り付けはそのまま行なえる。

 4ピン・3ピンのファン用電源コネクタや、LED用電源コネクタ(同社製品専用4ピン、汎用5V 3ピン・12V 4ピン)も装備。また、ファンコントロール機能を搭載し、4ピン・3ピンのどちらのファンも制御できる。ファンやLEDの動作設定はソフトウェア「CAM」で行なう。

 他にも、CPUが無くてもUEFIのアップデートが行なえる「BIOS Flashback」機能、I/Oパネル(I/Oシールド)が不要な「一体型バックパネルカバー」が装備されている。

 電源回路は12+1フェーズ。メモリスロットはDIMM×4(DR4-4800対応、最大128GB)。拡張カードスロットはPCIe x16×3、PCIe x1×2。主な機能・インターフェイスはHDMI、2.5GBASE-T LAN、M.2、SATA 6Gb/s、USB 3.2 Gen2 Type-C、Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.2。

N5 Z690

 カバーの無いN5 Z690では、8+1フェーズの電源回路が採用。DDR4-5000に対応する点や、ストレージ用M.2スロットが1基多い(4基)点もN7 Z690と異なる。メモリスロットや拡張カードスロットの数、主な機能・インターフェイスはN7 Z690と同じ。

[取材協力:TSUKUMO eX.TSUKUMO eX.パソコンショップ アークパソコン工房 秋葉原BUYMORE店]