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ゲーミングCPUの本命「Ryzen 7 7800X3D」が発売、価格は71,800円

Ryzen 7 7800X3D

 96MBのL3キャッシュを搭載したAMDの最新ゲーミングCPU「Ryzen 7 7800X3D」が発売された。

 CPUクーラーは別売りで、店頭価格は71,800円。ちなみに、複数のショップによると「初回流通量は多めだが、次回入荷は未定」とのこと。

Ryzen 7000X3Dシリーズの最下位モデル、一部ゲームではRyzen 9 7950X3D

 Ryzen 7 7800X3DはSocket AM5ソケットに対応したデスクトップPC用CPU。1月にAMDが発表したゲーム向けCPU「Ryzen 7000X3D」シリーズに属するモデルで、ラインアップは上位からRyzen 9 7950X3D、Ryzen 9 7900X3D、Ryzen 7 7800X3Dの3つ。

 Ryzen 7000X3Dシリーズは高密度・高エネルギー効率を謳う「AMD 3D V-Cacheテクノロジー」を搭載するのが特徴で、前世代比で最大14%のパフォーマンス向上を実現するとしている。最上位のRyzen 9 7950X3Dでは128MBのL3キャッシュ容量が実現されている。

 CPUには2コアのRadeon Graphicsが搭載。PCIe 5.0インターフェイス、2チャネルのDDR5メモリインターフェイスも搭載され、また「AMD EXPOテクノロジー」によりメモリのオーバークロックがサポートされる。

 ちなみに、シリーズ最下位のRyzen 7 7800X3Dだが、BIOHAZARD RE:4など一部の最新ゲームでは、上位のRyzen 9 7950X3D/7900X3Dよりも良好な結果を残している(詳細は以下の動画を参照のこと)。

【ゲーミングCPUの本命がやっと来る!「AMD Ryzen 7 7800X3D」徹底解説】

 Ryzen 7 7800X3Dの主な仕様は、CPUコア数8、スレッド数16、最大ブースト・クロック5GHz、基本クロック4.2GHz、L1キャッシュ合計512KB、L2キャッシュ合計8MB、L3キャッシュ合計96MB、デフォルトTDP/TDP 120W。

[取材協力:TSUKUMO eX.ツクモパソコン本店パソコンショップ アークパソコン工房 秋葉原BUYMORE店ドスパラ秋葉原本店]