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Lian Liの新型水冷クーラー「Galahad II Trinity」が発売、チューブ径の拡大などで冷却性能が向上

「Galahad II Trinity」

 Lian Li製の光る簡易水冷クーラーに新モデルが登場、ARGBファンを搭載した「Galahad II Trinity」シリーズと、連結型ARGBファンを搭載した「Galahad II Trinity SL-INF」シリーズが発売された。ラジエーターサイズ(240mm・360mm)と本体カラー(ブラック・ホワイト)の違いで各モデル4種類ずつ用意されている。

 店頭価格は「Galahad II Trinity」シリーズが20,980円~24,979円、Galahad II Trinity SL-INFシリーズが27,980円~32,980円。

水冷ヘッドキャップが3種類から選べる光る簡易水冷クーラー

 これらは、Lian Li製水冷キット「Galahad AIO」シリーズの後継製品。CPUヘッドのクーラント液の通路を改良して通水抵抗を減らしたほか、CPUヘッドとラジエーターを繋ぐチューブの径を20%拡大して水流量を増加するなどし、Galahad AIOから冷却性能が大きく進化したという。

 チューブへの過度なテンションがかかることを防ぐという45度のチューブコネクターも搭載。根元部分は360度回転し、あらゆるシチュエーションでの取り付けにも容易に対応するとしている。

 水冷ヘッドキャップは交換可能(3種類)で、異なるLEDのイルミネーション効果が楽しめるとしている。また、水冷ヘッドにコントローラーが内蔵されており、USB接続することでソフトウェア「L-Connect3」によりポンプ・ファンの回転数や、LEDの照明効果を管理、調整できるとのこと。

「Galahad II Trinity SL-INF」

 Galahad II Trinity SL-INFシリーズでは連結型ファン「UNIFAN SL-INFINITY」が搭載。ファンが連結式のためケーブルが1本で済み、取り付けも容易としている。

 Galahad II Trinityシリーズの主な仕様は、ポンプ回転数が3,200RPM、ラジエーターサイズが277.5×119.2×27mm(240mmモデル)、397.5×119.2×27mm(360mmモデル)、ポンプサイズが74×74×69mm、ファンサイズが120×120×25mm、ファン回転数が2,450RPM(Max.)、ファン静圧が3.66mmH2O(Max.)、ファン風量が89.1CFM(Max.)、ノイズが35.4dB(A)、対応CPUソケットがLGA1700/1200/115x、Socket AM5/AM4。

 Galahad II Trinity SL-INFシリーズの主な仕様は、ポンプ回転数が3,200RPM、ラジエーターサイズが277.5×119.2×27mm(240mmモデル)、397.5×119.2×27mm(360mmモデル)、ポンプサイズが74×74×69mm、ファンサイズが120×120×25mm、ファン回転数が2,100RPM(Max.)、ファン静圧が2.66mmH2O(Max.)、ファン風量が61.3CFM(Max.)、ノイズが29dB(A)、対応CPUソケットがLGA1700/1200/115x、Socket AM5/AM4。

[取材協力:ツクモパソコン本店TSUKUMO eX.]