WQHD環境を狙うAMDの最新グラボ「Radeon RX 7800 XT」「Radeon RX 7700 XT」がデビュー

SAPPHIREの「Radeon RX 7800 XT」と「Radeon RX 7700 XT」

　2,560×1,440ドット(WQHD)の解像度におけるゲームプレイに最適というAMDの新型GPU「Radeon RX 7800 XT」「Radeon RX 7700 XT」を搭載したビデオカードが各社から登場。ASRock、ASUS、GIGABYTE、PowerColor、SAPPHIRE玄人志向の各モデルが入荷している。

　店頭価格は「Radeon RX 7800 XT」が85,800円～109,980円、「Radeon RX 7700 XT」が73,800円～92,950円。

　なお、今回は「台風の影響」（国内代理店）により、一部で入荷遅延が発生しており、発売日前日の7日（木）時点で予定通りに入荷していないショップも複数あった。

1440pゲーミング向けをうたうGPU

　Radeon RX 7800 XTとRadeon RX 7700 XTはAMD RDNA 3アーキテクチャを採用したエンスージアスト向けビデオカード。一部のタイトルにおいて、1440p解像度のゲーム体験を60fps以上のフレームレートで実現し、競合製品に比べて大幅なコストパフォーマンスの向上を達成したとしている。

「Radeon RX 7800 XT」と「Radeon RX 7700 XT」発売解禁

　AMDは、演算ユニットを60基搭載するRadeon RX 7800 XTを「1440pゲーミング向けの最高水準のグラフィックスカード」と位置付け、演算ユニットを54基搭載するRadeon RX 7700 XTを「1440pゲーミング向けの主力製品」と位置付けている。

ASUSの「TUF-RX7800XT-O16G-WHITE-GAMING」

　Radeon RX 7800 XTでは競合他社に比べ平均20%の高コストパフォーマンスを「提供」し、Radeon RX 7700 XTでは同パフォーマンスを「達成」するといい、また高速のGDDR6 VRAMを搭載し、高解像度ゲーム向けに、競合製品に比べ最大50%のメモリ帯域幅を提供するとしている。

ASRockの「Radeon RX 7800 XT」

　Radeon RX 7800 XTの仕様は、演算ユニット数が60、GDDR6 VRAM容量が16GB、ゲーム周波数が2,124MHz、ブースト周波数が最高2,430MHz、メモリー・インターフェースが256bit、Infinity Cache容量が64MB（2nd gen）、消費電力（TBP）が263W。

GIGABYTEの「Radeon RX 7800 XT」と「Radeon RX 7700 XT」

　Radeon RX 7700 XTの仕様は、演算ユニット数が54、GDDR6 VRAM容量が12GB、ゲーム周波数が2,171MHz、ブースト周波数が最高2,544MHz、メモリー・インターフェースが192bit、Infinity Cache容量が48MB（2nd gen）、消費電力（TBP）が245W。

PowerColorの「Radeon RX 7800 XT」と「Radeon RX 7700 XT」

パソコン工房 秋葉原本店の価格表

　入荷を確認したRadeon RX 7800 XTは以下の通り

　入荷を確認したRadeon RX 7700 XTは以下の通り。

[取材協力:TSUKUMO eX.とツクモパソコン本店とパソコンショップ アークとパソコン工房 秋葉原本店とドスパラ秋葉原本店]