「GeForce RTX 4070 Ti SUPER」が各社から多数登場、最安モデルは123,780円

各社GeForce RTX 4070 Ti SUPER

　NVIDIAの新GPU「GeForce RTX 4070 Ti SUPER」を搭載したビデオカードが各社から登場。秋葉原のPCショップでは25日（木）から販売が始まる。

　ラインナップは、ASUS、GAINWARD、GALAKURO GAMING(玄人志向)、GIGABYTE、MSI、Palit、PNY、ZOTACの各モデル。各社オリジナルクーラーを搭載したモデルで、店頭価格は123,780～185,380円。

　今回入荷した中で、最安モデルはPalit「NED47TSS19T2-1043J」（123,780円）。NVIDIA公式サイトに記載されている価格（127,380円）よりも安価だが、「この価格で間違いない」（入荷したドスパラ秋葉原本店）とのこと。このほか、MSI「MSI GeForce RTX 4070 Ti SUPER 16G VENTUS 2X OC/NV」（127,380円）も安価だが、「次回入荷は不明」「恐らく初回入荷で終わりではないか」（販売店）としている。

GeForce RTX 4070 Tiの上位モデル、16GB GDDR6Xメモリ搭載

　GeForce RTX 4070 Ti SUPERは、デスクトップPC向けのAda LovelaceアーキテクチャGPUであるRTX 40シリーズの新しい製品。RTX 40シリーズには上位から順にRTX 4090、RTX 4080ファミリ、RTX 4070ファミリ、RTX 4060ファミリの4つがあり、RTX 4070 Ti SUPERはRTX 4070ファミリに属する。

Palit RTX 4070 Ti SUPER GAMING PRO

Palit製品

　RTX 4070ファミリにおいてはRTX 4070 Ti SUPERが最上位で、性能に影響するGPUエンジン・メモリ仕様が下位のRTX 4070 Tiなどより高い。

　GPUエンジン仕様はCUDAコア数8448、ブーストクロック2.61GHz、ベースクロック2.34GHz。メモリ仕様は、標準メモリ構成が16GB GDDR6X、メモリインターフェイス幅が256bit。

ASUS製品

玄人志向製品

GIGABYTE製品

MSI製品

　ゲームでの性能は、前世代（Ampereアーキテクチャ）のRTX 3070 Tiと比較した場合、「Alan Wake 2」が4.1倍、「Cyberpunk 2077: Phantom Liberty (RT: Overdrive)」が3倍弱とされている。

GAINWARD製品

PNY製品

ZOTAC製品

　一方、システムの負担に関わる温度・電源仕様はRTX 4070 Tiより高くなっていない。平均消費電力（226W）、システム電力要件（700W）などはRTX 4070 Tiと同じで、AV1コーデックを使用して測定する「ビデオ再生電力」は20Wから17Wに下がったという。

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[取材協力:TSUKUMO eX.とツクモパソコン本店とドスパラ秋葉原本店とソフマップAKIBA パソコン・デジタル館とパソコン工房 秋葉原本店とパソコンショップ アーク]