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ロープロ対応の「NVIDIA RTX 2000 Ada」が15日発売

NVIDIA RTX 2000 Ada 世代 GPU

 前世代の最大1.5倍のパフォーマンスを提供するというワークステーション向けの「NVIDIA RTX 2000 Ada 世代 GPU」(以下「RTX 2000 Ada」と記述)が15日(金)発売。

 店頭価格は125,280円前後。パソコンショップ アークオリオスペックで予約受け付けが行われている。

Ada Lovelaceアーキテクチャ世代のコンパクトなカード

 RTX 2000 Adaは、第3世代RTコア、第4世代Tensorコアなどで構成されるコンパクトワークステーション向けのGPU。

 レイトレーシングパフォーマンスが最大1.7倍高速というRTコア、前世代と比較してAIスループットが最大1.8倍というTensorコア、前世代の最大1.5倍のFP32スループットというCUDAコアなどにより性能が向上したといい、前世代のRTX A2000 12GBの最大1.5倍のパフォーマンスを提供するとしている。

 GPUメモリ容量は16GB。AI搭載ツールなど最新のマルチアプリケーションワークフローではGPUメモリに大きな要求があるとし、16GBのメモリによってデータをより速く、より適切に扱うことができるとしている。

 AIによって高品質なフレームを生成することでパフォーマンスを大幅に向上させるというDLSS 3も搭載する。また、H.264より40%効率的で、配信者などに新たな可能性を提供するというAV1エンコーダーをサポートする。

 電力効率についても言及しており、プロフェッショナルグラフィックス、コンピューティングワークロードなどにおいて、前世代と同じ70Wの消費電力で最大2倍のパフォーマンス向上を実現したとしている。

 カードサイズは高さ2.7インチ×長さ6.6インチ、デュアルスロット仕様で、ロープロファイル対応。

[取材協力:パソコンショップ アークオリオスペック]