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背面コネクタ対応のピラーレスPCケース「MAG PANO M100R PZ」がMSIから近日発売、先行展示中

“究極の裏配線”ゲーミングPC環境が構築可能に

「MAG PANO M100L PZ」

 背面コネクタ対応で、ピラーレスデザインのmicroATXケース「MAG PANO M100R PZ」が24日(水)に発売される。同社の「PROJECT ZERO」シリーズに属する製品で、裏配線に特化したマザーボードを組み込むことで、ケース内部をより美しく魅せることができるという。

 予価は16,980円。発売に先駆けて、ツクモパソコン本店では先行展示が行われている。

背面コネクタマザーボードに対応したピラーレスPCケース

 これは、フロントから左サイドにかけて「270-Degrees Display」と呼ばれる3面ガラスパネルを採用したピラーレスデザインのmicroATXケース。リア/サイドにARGB対応の120mmファンを計4基備えており、サイドのファンはリバースブレード設計で見栄えにも配慮されている。

 最大の特徴は、24ピン電源コネクタやCPU用8ピンコネクタ、フロントパネル用のヘッダー、ファンコネクタなど、ケーブルを接続する類のコネクタを基板裏面側に配置した「PROJECT ZEROシリーズマザーボード」を設置することが可能な点。内装をスタイリッシュに魅せることができるほか、ケーブルの取り回しが楽になり、PC自作の難易度も下がるという。

 MSIはPROJECT ZEROシリーズマザーボードとして、「Z790 PROJECT ZERO」「B760M PROJECT ZERO」「B650M PROJECT ZERO」を発表している。後者2モデルは19日(金)に発売予定。予価は各36,980円。

 PCケースの主な仕様は、ストレージベイは3.5/2.5インチ×1、2.5インチ×1。搭載可能なファンはトップが120×3または140mm×2、リアが120/140mm×1、サイドが120mm×3、ボトムが120mm×1、PSUシュラウド部が120mm×2。ラジエーターはトップが360mm、リアが120mmまでのサイズに対応。

 対応フォームファクタはMini-ITX/microATX。搭載可能なPCパーツはCPUクーラーが高さ175mm、拡張カードが390mm、電源が奥行き200mmまで。

 本体サイズは440×235×405mm、重量は8.66kg。

[取材協力:ツクモパソコン本店]