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Ryzen 8000対応のASRock小型ベアボーン「DeskMeet X600」が発売

「DeskMeet X600 Series」

 Ryzen 8000/7000シリーズに対応した容量8リットルのPCキット「DeskMeet X600 Series」が登場した。500Wの80PLUS Bronze電源が搭載されている。

 店頭価格は36,800円。

2スロット仕様のビデオカードも搭載できるベアボーンキット

 DeskMeet X600 Seriesは、別途用意したCPU、メモリ、ストレージなどのPCパーツを組み込んで完成させるPCキット。突出部を除くサイズは幅168×奥行き219.3×高さ218.3mm。突出部を含むサイズは幅168×奥行き236.1×高さ221.6mm。容量は8リットル。

 Ryzen 8000/7000シリーズ(Socket AM5、最高65W)のCPUや、DDR5メモリ(DIMMスロット×4、最大256GB)に対応し、ストレージ用インターフェイスとしてSATA 6.0Gb/sポート×2、Blazing M.2ソケット×1、Hyper M.2ソケット×1を装備する。また、500W電源(80PLUS Bronze、ピーク550W)を搭載する。

 冷却システムについては、過剰な熱を放散し、最適な温度で動作させるという専用MOSFETヒートシンクが搭載されている。また、シャーシの上部、左側、下部に通気孔を備え、継続的な気流を実現するほか、電源装置内のファンが冷気を引き込み、CPUとVRMの熱を放散するという。

 最大20cm(7.87インチ)のデュアルスロットビデオカードを取り付けることができる点もアピールしている。ゲーム、3Dレンダリングなどにおいて、高度なグラフィックス性能を必要とするユーザー向け、としている。

 チップセットはAMD X600。CPUクーラーは高さ54mmまでのモデルに対応している。サポートページによると対応CPUクーラーは、CPUに付属の「Wraith STEALTH」、Noctua「NH-L9A-AM5」、Thermalright「AXP90-X47 Full」、Jonsbo「HP-400S」。

 フロント端子はヘッドフォン/ヘッドセットジャック×1、USB 3.2 Gen1 Type-C×1、USB 3.2 Gen1 Type-A×2、USB 2.0 Type-A×2。リア端子はDisplayPort 1.4×2、HDMI×1、USB 2.0 Type-A×2、USB 3.2 Gen1 Type-A×2、RJ-45×1(2.5GbE)、HDオーディオジャック(ラインイン、フロントスピーカー、マイクロフォン)。

 拡張スロット数はPCIe 4.0 x16×1、M.2×1(Wi-Fi+BTモジュール用、key E 2230)。

[取材協力:ツクモパソコン本店TSUKUMO eX.パソコンショップ アークパソコン工房 秋葉原パーツ館ドスパラ秋葉原本店]