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ASRockのX870E/X870マザーが4モデル発売、「X870E Taichi Lite」など

ASRockの「AMD X870E」「AMD X870」搭載マザーボード

 Ryzen 9000シリーズに対応したAMDの最新チップセット「AMD X870E」「AMD X870」を搭載したマザーボードがASRockから登場。

 30日(月)時点で販売が始まったのは、「X870E Taichi Lite」「X870 Riptide WiFi」「X870 Steel Legend WiFi」「X870 Pro RS」の計4製品。このほか同社は「X870E Taichi」「X870E Nova WiFi」「X870 Pro RS WiFi」も用意している。

 AMD X870E/X870は、USB4標準搭載で、グラフィックス/NVMeのPCIe 5.0接続、CPUやDDR5メモリのオーバークロックなどに対応したSocket AM5プラットフォーム向けチップセット。上位のAMD X870Eと下位のAMD X870の違いは、PCIeレーン数やUSB/SATAのポート数などで、AMD X870はUSB4がオプション対応の「AMD B650E」に近い仕様となっている。

ASRock X870E Taichi Lite

X870E Taichi Lite

 X870E Taichi Liteは、ハイエンドシリーズである「Taichi」に属するE-ATXマザーボード。チップセットは「AMD X870E」で、店頭価格は78,800円。

 24+2+1フェーズの110A SPS電源回路を採用し、2基のPCIe 5.0 x16スロットを備える。また、ジッターとレイテンシの少ない高速なマウス・キーボードの接続をサポートするという「Lightningゲーミングポート」を搭載している。

 主な仕様は共通で、メモリスロットがDDR5 DIMM×4、拡張カードスロットがPCIe x16×2、HDMI×1、5GbE有線LAN、Wi-Fi 7対応無線LAN、Bluetooth 5.4、SATA、USB4など。M.2スロットは計4基。

ASRock X870 Steel Legend WiFi

X870 Steel Legend WiFi

 X870 Steel Legend WiFiは、コストパフォーマンスを重視した「Steel Legend」シリーズに属するATXマザーボード。チップセットは「AMD X870」で、店頭価格は50,800円。

 白色を基調としたデザインが特徴のモデルで、14+2+1フェーズの電源回路を搭載するほか、「Lightningゲーミングポート」を搭載している。

 主な仕様は、メモリスロットがDDR5 DIMM×4、拡張カードスロットがPCIe x16×2、HDMI×1、Realtek 2.5GbE有線LAN、Wi-Fi 7対応無線LAN、Bluetooth 5.4、SATA、USB4など。M.2スロットは計3基。

ASRock X870 Riptide WiFi

X870 Riptide WiFi

 X870 Riptide WiFiは、ASRockのゲーミングブランド「Phantom Gaming」シリーズに属するATXマザーボード。チップセットは「AMD X870」で、店頭価格は49,980円。

 電源回路に14+2+1フェーズの80A Dr.MOSを搭載するほか、「Lightningゲーミングポート」を備えている。

 主な仕様は、メモリスロットがDDR5 DIMM×4、拡張カードスロットがPCIe x16×2、HDMI×1、Killer 2.5GbE有線LAN、Wi-Fi 7対応無線LAN、Bluetooth 5.4、SATA、USB4など。M.2スロットは計3基。

ASRock X870 Pro RS

X870 Pro RS

 X870 Pro RSは、メインストリームに位置づけられている「Pro」シリーズに属するATXマザーボード。チップセットは「AMD X870」で、店頭価格は42,980円。

 白色を基調としたデザインが特徴のモデルで、14+2+1フェーズの電源回路を搭載する。

 主な仕様は、メモリスロットがDDR5 DIMM×4、拡張カードスロットがPCIe x16×2。HDMI×1、Realtek 2.5GbE有線LAN、SATA、USB4など。無線LAN機能は非搭載。M.2スロットは計3基。

[取材協力:パソコン工房 秋葉原パーツ館パソコンショップ アークTSUKUMO eX.ツクモパソコン本店]