ニュース

インテル社長が初見のモンハンに悪戦苦闘?!「Intel 200S Boost」の詳細も解説されたCoreプロセッサーキャンペーンイベント開催

イベント会場のLIFORK秋葉原II

 21日(土)、インテル主催の入場無料イベント「インテルPC Gaming with『モンスターハンターワイルズ』」が開催された。

 同イベントは、「最新のインテルCoreプロセッサー搭載PCと一狩りいこうぜ!」キャンペーンを記念したもので、会場のLIFORK秋葉原IIには多くの人が集まり、盛況ぶりを見せた。

会場に多くの人が集まった
当日の製品購入で参加できる抽選も

8月3日までの期間限定キャンペーンが開催中

 今回のイベントは、6月20日(金)~8月3日(日)の期間で開催されている「最新のインテルCoreプロセッサー搭載PCと一狩りいこうぜ!」キャンペーン開催を記念したもの。

 キャンペーンはCore Ultraプロセッサー(シリーズ2)や14世代Coreプロセッサー搭載PC/CPUを購入すると、抽選でゲーミングデバイスやモンハングッズなどが当たるというもの。詳細は既報を参照されたい。

メーカー保証付きOC機能「Intel 200S Boost」でゲーム性能アップ

 イベントセッションの前半では、テックセッションとして、Core Ultra 200Sシリーズの紹介や、マザーボードメーカー各社による解説などが行われた。

インテル株式会社 技術・営業統括本部部長 太田仁彦氏

 登壇したインテル株式会社 技術・営業統括本部部長 太田仁彦氏は、Core Ultra 200Sシリーズについて、Intelのデスクトップ向けCPUとして初めてAIアクセラレーター(NPU)を内蔵した世代であることに加えて、前世代からPコア/EコアともにIPCが向上していることなどを紹介。

 競合製品と比べても同等のゲーミング性能を発揮しながら、最大24コアの設計でクリエイティブワークロードでは競合を上回る性能を発揮するほか、ゲームと録画/配信の同時実行では競合を超えるFPSを実現するとアピールした。

 またCore Ultra 200Sシリーズならではの機能として、「Intel 200S Boost」を紹介。

 これはCPUの製品保証をそのままに、オーバークロック動作を行うという、いわば“Intelお墨付きのOC”とでもいうもの。Z890チップセットマザーボード/XMPメモリとの組み合わせで実行できる。

 Intel 200S Boostではコアクロックを引き上げる一般的なOC機能と異なり、ファブリック/NGU(SoCタイル)やD2D、DDR5メモリクロックなどを引き上げる仕組みで、ゲームのFPSを向上できるとのことだ。

メーカー各社はIntel 200S Boost対応BIOSを順次公開

 マザーボードメーカー各社の担当者は、自社マザーボード製品などを紹介。Intel 200S Boostについても、対応BIOSを公開しており早速利用できるとアピールした。

ASRock Japan 原口有司氏
Intel 200S BoostでゲームFPSが最大16.58%アップ
現時点でメモリOC世界記録を達成しているという「Z890 TAICHI OCF」
ASUS JAPAN 市川彰吾氏
ワークステーション向けマザーボード「PRO WS Z890-ACE SE」を紹介
ベースボード管理コントローラー(BMC)搭載で遠隔で管理が可能
日本ギガバイト 川村直裕氏
ホワイトが特徴のZ890 AORUS PRO ICEを紹介
扱いやすさもアピール
エムエスアイコンピュータージャパン 豊田実幸氏
裏配線コネクタの「PRO Z890-S WIFI PZ」を紹介
Intel 200S Boostも利用可能
会場には紹介されたマザーボードの実機展示も

インテル社長・本部長はモンハンクエストをクリアできるのか!?

タレント/ストリーマーのRaMuさん

 後半セッションでは、タレント/ストリーマーのRaMuさんが登場。『モンスターハンターワイルズ』闘技大会チャタカブラ討伐に挑戦し、見事4分台に収めAランクを獲得した。

普段の配信と違って人の目があるので緊張すると語ったものの、見事4分台でクリア

 続いて“PCゲームを始めてみたいゲスト”として、インテル株式会社 代表取締役社長 大野誠氏が登壇。

 大野氏は、自作PCを15年ぶりに組み立てたとのことで、「折角なのでゲームに挑戦したい」ということで参戦。

インテル株式会社 代表取締役社長 大野誠氏と自作したゲーミングPC
GPUにはIntel Arc B580を採用

 「基本の操作だけは確認してきた」ということで、RaMuさん指導のもと、太刀を担いで闘技大会チャタカブラ討伐にRaMuさんと挑戦。序盤は狙いが定まらず空振るシーンもあったが、指導された傷口破壊までこなし、見事にAランクを達成した。

RaMuさんの狩猟笛によるアシストを受けつつ、7分台でAランクを獲得

 ここで急遽、闘技大会チャタカブラ討伐に太田氏もチャレンジする流れに。

 太田氏はモンスターハンターシリーズは触れたことはあるものの、十数年以上ぶりで操作も怪しいという中、こちらも見事RaMuさんと共に8分台でAランクを獲得していた。

大野氏はセコンドとして太田氏にアドバイス。太田氏は双剣をチョイス
回復薬の操作が分からずてんやわんやする場面もありながら無事クリア

 操作に悪戦苦闘しつつもゲームを楽しむ様子に、イベントでは一番の盛り上がりを見せたインテル大野氏・太田氏の挑戦。「PCは使っているがゲームはしない」という方も、久しぶりにゲームに挑戦してみては如何だろうか?

会場にはBTOメーカー各社PCの展示も