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M5チップ搭載の新型「iPad Pro」が発売、13インチと11インチ
2025年10月23日 00:05
Appleのタブレット端末「iPad Pro」に最新のM5チップを採用したモデルが登場。
ラインナップは11インチ/13インチの2サイズで、ストレージ容量は256GB/512GB/1TB/2TB。カラーはそれぞれスペースブラックとシルバーが用意されている。
Wi-Fiモデルの店頭価格は168,800~406,800円。
M5チップ搭載のiPad Pro
今回発売された新型iPad Pro は、Appleの最新SoC「M5」を搭載するのが特徴。
M5は、第3世代3nmプロセスを採用したAppleの最新SoC。各コアにNeural Acceleratorを備えた10コアGPUアーキテクチャを採用し、第3世代のレイトレーシングにも対応。
前世代比でレイトレーシング3Dレンダリング(Octane X)が1.5倍、AI画像生成(Draw Things for iPad)が最大2倍、AIビデオアップスケーリング(DaVinci Resolve for iPad)が最大2.3倍高速になっているとする。
CPUは6つの高効率コアと最大4つの高性能コアで構成される最大10コア構成で、同社では競合製品との比較で“世界最速のCPUコア”をうたう。改良された16コアNeural Engineとメディアエンジンを備えるほか、ユニファイドメモリ帯域幅は約30%拡張され、153GB/sの帯域幅を備えるとしている。
256GB/512GBモデルは、高効率コア×6+高性能コア×3の9コアCPU構成で、12GBメモリを搭載。1TB/2TBモデルは高効率コア×6+高性能コア×4の10コアCPU構成で、16GBメモリを搭載。
GPUはいずれも10コア。
搭載ディスプレイは、最大120Hz駆動のUltra Retina XDRディスプレイ。タンデムOLEDパネル設計による200万:1の高コントラストと、全画面輝度1,000nit、HDRピーク輝度1,600nitの明るさをうたう。
解像度は11インチモデルが2,420×1,668ドット、13インチモデルが2,752×2,064ドット。
Wi-Fi + Cellularモデルには、自社開発モバイル通信モデム「C1X」を搭載。前世代から最大50%高速な通信を実現しているとする。Wi-Fi 7対応の「N1」チップも搭載し、Bluetooth 6やThreadネットワークもサポートする。
搭載OSはiPadOS 26で、搭載インターフェイスはUSB4、1,200万画素カメラ、音声入出力など。
11インチモデルの本体サイズは249.7×177.5×5.3mm、重量はWi-Fiモデルが444g、Wi-Fi + Cellularモデルが446g。
13インチモデルの本体サイズは281.6×215.5×5.1mm、重量はWi-Fiモデルが579g、Wi-Fi + Cellularモデルが582g。
[取材協力:ソフマップAKIBA パソコン・デジタル館]






