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ドスパラタブレットが販売再開、価格は9,980円で特典付き

液晶パネルの種類は言及せず

 スペック表記の誤りから実質的な販売停止状態となっていたドスパラの格安タブレット「ドスパラタブレット」(A07I-D15A)が、26日(火)に販売を再開した。同タブレットはこの問題が判明した2月中旬頃から、Web通販や店頭で「売り切れ」という扱いになっていた。

 実売価格は9,980円で従来と変わらないが、以前は本体との同時購入時の限定セットとして1,000円で販売されていた専用ケースと液晶保護シートが、今回は購入特典として無料で付いている。

液晶タイプは「7インチ 5点マルチタッチ」

 ドスパラタブレットは、発売時の告知では、視野角が広く高画質なIPS方式を採用するとされていたが、同社が購入者からの指摘をもとに調査したところ、実際には「TN方式を使用した可能性が極めて高い製品が存在する」ことが判明したという。

 同社では、これに対する対応として、購入者からの返品を受け付けるほか、ユーザーが今後も利用する場合、お詫びとしてQuoカード1,000円分を送付すると告知している。またこれを申し込むための告知ページや特設窓口(3月31日まで)も設置、ドスパラ店頭でも問い合わせを受け付けている。

 販売が再開されたモデルは、製品の外観や付属品、パッケージは従来モデルと変わらないが、液晶タイプは「7インチ 5点マルチタッチ」という表記に変更されている。なお、液晶パネルの種類については、店頭POPやパッケージには一切表記が無い。この件についてドスパラでは、「TNパネルを使用している可能性が極めて高い」としながらも、「液晶パネルの種類は言及せずに販売していく」とコメントしている。

[撮影協力:ドスパラパーツ館]

ドスパラ A07I-D15A