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未来のACコンセント?スマホでON/OFF、消費電力もわかるACプラグが発売に
無線LAN搭載
(2013/3/22 22:25)
スマートフォンで電気製品の電源ON/OFFを制御、消費電力も無線LAN経由で確認できるACプラグ「POWER MANAGER(B303-W)」がステラグリーンから発売された。
実売価格は24,800円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。
価格はかなり高めだが、スマートフォン経由の電源ON/OFFはもちろん、これまでの消費電力計では配線が煩わしかった「手元での消費電力確認」など、応用次第で便利な使い方がありそうだ。
無線LAN経由で操作ができる電源プラグ
この製品は、電源タップのようにコンセントに取り付け、接続機器の電源制御などをスマートフォンやタブレットで行なえるアダプタ。スマートフォンとは無線LAN(IEEE 802.11b)で接続する。
端末では専用アプリ「PowerManagerJp」(Android/iOS両対応)を使用。電源ON/OFF操作や現在の消費電力・積算電力量/料金・CO2排出量などの確認ができるほか、設定時刻に電源をON/OFFする「スケジュール設定」や、指定時間後に電源をOFFにする「自動電源OFF」といった機能も備えている。
また、「待機電力カット機能」も装備。この機能を有効にすると、接続機器に待機電力が供給されている状態が約90秒続いた場合、自動的に電源がOFFになるという。
アプリの対応OSはAndroid 2.1以上、iOS 4.3以上。
ただし、使用開始時にはWindows搭載PCが必要。この製品とPCをUSB接続し、専用ソフトでネットワーク設定などを行なう必要がある。専用ソフトは同社Webサイトからダウンロードする。
本体にも電源ボタンや、消費電力を4段階で示すLEDなどを装備。サージ保護機能や、過電流遮断機能(11Aでブザー鳴動後電源OFF、13Aで電源OFF)も備えている。本体上面にあるUSBポートは、USB機器の充電などにも使用できる。
本体サイズは幅45×高さ92×奥行き37mm。付属品はUSBケーブル、USBポート用キャップ。
なお、ほぼ同じデザインで同様の機能を持った「TAP-TST13」がサンワサプライから発売されている。TAP-TST13でもアプリはPowerManagerJpを使用する。
[撮影協力:パソコンハウス東映]