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左から右への風でHDD冷却、前は通風なしのケースが発売
アビー製
(2013/3/30 20:32)
左側面から右側面へのエアフローでHDDやビデオカードを冷却するというアビーのタワーケース「AS Enclosure X7」が発売された。
カラーはシルバーとブラックの2種類で、実売価格は42,800円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。電源は非搭載。
冷却は左から右への風で
AS Enclosure X7は、アルミ製パネルとスチール製シャシーとを組み合わせたATXケースで、独自の冷却機構「ILAS(Intelligent Lateral Airflow System)」を採用しているのが特徴。
ILASは、左側面から右側面へのエアフローを形成することで、ビデオカードやHDDの冷却を行なう仕組み。内部の前方にはHDD用のファンが、後方にはビデオカード/マザー用のファンが装備されている。
一般的なタワーケースでの前面から背面へのエアフローでは、HDDなどで暖められたエアがビデオカードなどに送られることになるが、ILASでは外部から取り込んだエアがすぐにパーツに送られ、効率よく冷却できるという。
なお、前面には通風口が設けられておらず、静粛性にも有利な可能性がある。
電源ベイは底部の後方に装備。電源ユニットのファンにより、底面から吸気、背面に排気される。
また、上部には最大2基の120mmファンのほか、水冷クーラーのラジエータを設置することも可能。ラジエータの最大対応サイズ(約)は300×145×60mmとされている。
本体サイズは高さ499×幅229×奥行き529mm。ドライブベイ数は5インチ×4、3.5インチシャドウ×6、2.5インチシャドウ×2。
[撮影協力:ソフマップ 秋葉原 リユース総合館]