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Linuxプリインストールの小型PC「サバ太郎」発売、まずはイエロー

Atomベースでファンレス仕様

 先週から展示されていたLinuxプリインストールのファンレス超小型サーバ「サバ太郎」が発売された。メーカーはピノー。

 まず発売されたのはイエローモデルだけで、上位のブルー、レッドは17日(水)に発売される予定。実売価格は53,800円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。

Debian 6.0.6プリインストール

起動直後の画面
マイクロサーバにx86を
他のカラー

 サバ太郎はLinux(Debian 6.0.6)がプリインストールされた超小型サーバ。

 今回発売されたイエローモデルはシリーズでは中堅クラスの製品で、CPUはAtom N2600(1.6GHz、TDP 3.5W)、チップセットはIntel NM10 Expressを搭載。メモリは2GB(DDR3 800)でストレージ用のSSD(4GB)も搭載している。拡張用にmSATAスロットも用意されている。

 本体は、設置面積が幅87×奥行き121mmという手のひらサイズ。前面には2基のGigabit Ethernetや、2基のUSB 2.0、HDMIといったインターフェイスが装備されている。消費電力は14W。

 なお、この製品は筐体色でスペックが異なるのも特徴。最上位のレッド(予価68,000円)はAtom N2800、メモリ4GB(DDR3 1066)、HDD 320GBを搭載、筐体もHDDベイの分だけサイズが大きい。その次のブルー(予価59,000円)はAtom N2800、メモリ4GB(DDR3 1066)を搭載、HDDベイはなし。最下位で受注扱いのホワイトモデル(予価46,000円)はAtom N2600、メモリ2GB(DDR3 800)が搭載。HDDは非搭載。さらに、インターフェイスが他の3モデルとは異なり、Gigabit Ethernetが1基、HDMIが非搭載となっている。

[撮影協力:オリオスペック]

ピノー サバ太郎