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Windows 8でサーバ構築、「イケサバ」アピールのイベントが実施
Windows 8ならリモートデスクトップでゲームOK?
(2013/4/28 00:33)
「Windows 8でイケてるサーバーを作ろう」をテーマにした店頭イベント、「Windows 8 解説セミナー」が27日(土)にBUY MORE秋葉原本店店頭で実施された。
イベントではライターの清水理史氏が登場、Windows 8を使って「イケてるサーバー、略してイケサバ」(同氏)を構築するためのポイントを解説した。
Windows 8ならリモートデスクトップでゲームOK?
解説の中心になったのは、Windows 8で強化されたリモートデスクトップや、マイクロソフトのクラウドストレージ「SkyDrive」の利用法、柔軟なストレージ構築に便利な「記憶域スペース」など。
中でも興味深かったのがリモートデスクトップ。
Windows 8世代で標準実装されたRDP 8.0を使うことで、サーバ側GPUの活用や帯域幅の削減、タッチ機能の活用などが可能となり、例えば「有線LAN接続ならアクションゲームもプレイできる」「Windows 8のタブレットを使ってデスクトップPCをタッチ操作できる」(清水氏)という。
解説ではフロム・ソフトウェアのアクションRPG「ダークソウル」をデスクトップPCで起動、有線LAN経由でリモートデスクトップ接続したVAIO Duo 11からプレイする、といったデモも行った。
デモでは、「あれ?遅延がありましたね……」ということも数回あったものの、基本的にはリアルタイムにプレイできる状態で、敵を倒した場面もあった。画面描画の品質/速度もリモートデスクトップとは思えないもの。
ちなみにFFXIVベンチを実行した場合、これまでのRDPではLANの帯域が191Mbpsほど必要になるが、RDP 8.0が消費するのは6.5Mbpsほどという。レイテンシの問題で、無線LANでゲームをするのは難しいそうだが、ビデオ再生など、レイテンシを気にしないでよい使い方なら無線LANで十分なのだとか。
また、上記のゲームプレイはVAIO Duo 11に接続したUSBゲームパッドを使ったものだが、これもRDP 8.0で実現した「USBリダイレクト」を利用したもの。これは、クライアント側のUSBデバイスをサーバ側に仮想接続して使う、というもの。なかなかおもしろい機能ではあるが、これは「サーバ側がWindows 8 Enterpriseである必要がある」(同氏)そう。一般的には利用できないため、「そういう技術が存在している」という認識でいるしかないようだ。
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[撮影協力:BUY MORE秋葉原本店]