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「素人志向」な製品がプラネックスから登場、玄人志向に対抗?
11acルータ/子機など4製品
(2013/6/20 22:21)
玄人志向ならぬ「素人志向」ラベルが貼られた製品がプラネックスから登場、ドラフトIEEE 802.11ac対応の無線LAN機器3機種が発売された。「簡単で分かりやすい」というネットワーク設定画面が特徴だ。
実売価格は、無線ルータの
無線ルータの最大866Mbps対応モデル「MZK-1200DHP」が7,980円、最大433Mbps対応モデル「MZK-750DHP」が5,980円、USB子機の最大866Mbps対応モデル「GW-900D」が3,480円、最大433Mbps対応モデル「GW-450D」が2,480円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。
なお、「玄人志向」はCFD販売のブランドだが、「素人志向」をうたう今回の製品はプラネックス製。両者の関係がないことには注意したい。
「簡単さ」や「分かりやすさ」がウリ
「○○志向」という名前に関しては、PC上級者向けブランドである「玄人志向」が馴染み深いが、今回の製品はその反対の「素人志向」がうたわれているのがユニーク。
「素人志向」はブランド名ではないが、ホワイトとブルーが基調のパッケージに、「ムズかしいのはキライです 素人志向」と書かれた円形のロゴマークをあしらうなどデザインが統一されており、新しいブランドやシリーズのようにも見える。
プラネックスが「素人志向」を掲げるゆえんは「簡単さ」や「分かりやすさ」。専用アプリケーション「一発!シリーズ」で簡単に初期設定が行なえるほか、Webブラウザによる設定画面も新たに設計・開発。より分かりやすい、直感的でグラフィカルなデザインや、必要な設定項目のみが表示されるシンプルな内容にしたという。
また、MZK-750DHPは802.11ac無線ルータとしては対応速度が最大433Mbpsと低いものの、実売価格は他社製品の半値程度と安い。USB子機も比較的安価の部類だ。
ただし、MZK-750DHPの有線LANポートは100BASE-TX対応なので、いわゆるイーサネットコンバータとして使うことを想定している人は要注意と言える。なお、上位モデルのMZK-1200DHPは1000BASE-Tに対応している。
4機種とも5GHz帯の802.11anと2.4GHz帯の802.11bgnもサポート。802.11nモードでの最大対応速度は300Mbps(GW-450Dのみ150Mbps)。無線ルータには縦置用スタンドやACアダプタなどが付属する。
[撮影協力:ソフマップ 秋葉原 本館]