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外付けHDD用の無線LANアダプタが発売、多段ケースにも対応
(2013/7/18 23:00)
USB HDDをワイヤレス化するアダプタ「USB HDD活してWi-Fi USBストレージ to WI-FI変換アダプター(CWFN-U2)」がセンチュリーから発売された。多段HDDケースやUSBハブも使用可能とされている。実売価格は4,800円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。
スマートフォン・タブレットからのアクセスにも対応
この製品は、USB HDDやUSBメモリといったUSB接続のストレージに、無線LAN経由でアクセスできるようにするインターフェイス変換アダプタ。本体は、無線LANアンテナとストレージ用のUSB 2.0ポート(標準A)、給電用のUSBポートなどを備えるシンプルなデザインだ。
ストレージについては、既存のUSB HDDなどをフォーマットせずにそのまま接続して使用できる。対応ファイルシステムはNTFS、FAT32、NFS+。3TB以上のHDDにも対応するという。
また、最大6台のHDDを個別に認識できるというのも特徴で、複数のベイを持ついわゆる多段HDDケースを接続したり、USBハブを介して複数のHDDを接続したりすることが可能という。ただし、バスパワーによる動作は保証しないとしている。
このほか、DLNA対応のメディアサーバーや、「APクライアントモード」といった機能も搭載。後者は、本体を経由して無線LANルータなどにアクセスするもので、スマートフォンなどから本体に接続したまま、アクセスポイントを切り替えることなくインターネットにアクセスするといったことも可能という。
スマートフォン・タブレットからのアクセスには、専用アプリ「Ikasu File Manager」を使用する。対応OSはAndroid 2.1以上、iOS 4.0以上。
なお、同時接続可能なクライアントは最大5台だが、同社によれば台数は「アクセス状況により変動する」という。
無線LAN規格はIEEE 802.11b/g/n準拠(2.4GHz帯、最大150Mbps)。本体サイズは幅42×高さ13×奥行き88mm、重量は45g。給電用USBケーブルなどが付属する。
[撮影協力:パソコンハウス東映]