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10GBASE-T対応にアップグレードできるNASがQNAPから発売

 オプションで10GBASE-T対応化できる台湾QNAP製NASキット3モデルが登場、オリオスペックが販売中だ。

 実売価格は8ベイモデル「TS-870」が198,000円、6ベイモデル「TS-670」が178,000円、4ベイモデル「TS-470」が158,000円、オプションの10GBASE-Tカード「LAN-10G2T-D」が69,800円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。

インターフェイスカードの交換で10GBASE-Tにアップグレード

別売りの10GBASE-Tカード
別売りの10GBASE-Tカード

 TS-870/670/470は、クロック2.6GHzのIntel製デュアルコアCPUや2GBメモリを搭載したビジネスユースのGigabit Ethernet対応NASキット。

 前面に最大8基のホットスワップ対応ベイを備え、別途用意した3.5インチ/2.5インチのSATAドライブを内蔵し、シングルディスクやJBOD、RAIDなどでストレージを構築できる。対応RAIDレベルは0、1、5、6、10など。

 また、本体に標準搭載されているPCIe接続のGigabit Ethernetカードを、オプションの10GBASE-Tカードに交換することで、ネットワークインターフェイスを強化できるのも特徴。

 同社によれば、TS-870に10GBASE-Tカードを搭載した場合のスループットは1,000MB/s以上、100,000IOPS以上で、大容量の動画でもTS-870にファイルを置いたまま動的に編集することが可能という。

 インターフェイスは3モデル共通で、Gigabit Ethernet×4、USB 3.0×2、USB 2.0×3、eSATA×2など。HDMI端子やサウンド端子も備え、独自機能「HD Station」などを用いることでNAS内のコンテンツなどをAV機器に直接出力できる。

 本体サイズと冷却ファンの搭載数は、TS-870が高さ185.2×幅298.2×奥行き235.4mm、120mmファン×2、TS-670が高さ175×幅257×奥行き235mm、90mmファン×2、TS-470が高さ177×幅180×奥行き235mm、90mmファン×1。

[撮影協力:オリオスペック]

QNAP TS-870