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新コア採用のRadeon上位モデル「R9 290」が発売に、約5.5万円

(11/6 21:25更新)玄人志向モデルの発売を確認

玄人志向 Radeon R9 290

 Radeon R9シリーズの新たな上位モデルが登場、「Radeon R9 290」を搭載したビデオカードが各社から発売された。発売されたのはPowerColorやHIGHTECH INFORMATION SYSTEM、玄人志向のモデルで、実売価格は54,800円~65,800円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。

 なお、HIGHTECH INFORMATION SYSTEMのモデルは、5日(火)の発売時には73,800円で販売されていたが、6日(水)時点で各店54,800円前後に値下がりしている。

Radeon R9シリーズの下位モデル、新型コア「Hawaii」採用

PowerColor製品の価格
映像出力端子
CrossFireのコネクタは無い
電源コネクタ
PowerColor製品
HIS製品
玄人志向製品

 AMDの新ブランドGPUであるRadeon R9/R7シリーズについては、従来製品の改良版であるR9 280Xなどを搭載したカードがこれまでに発売されているが、今回登場したのは、GCNアーキテクチャをベースに28nmプロセスで製造された、新型コア「Hawaii」を採用するGPU。

 Hawaiiの現時点のラインナップは、最上位のR9 290Xと、その下位となるR9 290の2種類。

 R9 290Xでは、SP数がRadeon HD 7970 GHz Editionの2,048から2,816へと増えたほか、テクスチャユニットが128基→176基、ROPユニットが32基→64基と増加。最大コアクロックは1GHzのままだが、公称の単精度演算能力は4.3TFLOPS→5.6TFLOPSと向上している。

 今回登場した下位のR9 290は、SP数2,560、最大コアクロック947MHzといったスペック。公称の単精度演算能力は4.9TFLOPSとされている。

 メモリインターフェイスは従来の384bitから512bitへと拡張。メモリクロックは1,250MHz、データレートは5Gbps(GDDR5)となっている。対応メモリ容量は4GB。

 また、Hawaiiでは、CrossFireブリッジケーブルが不要なマルチビデオカード技術「CrossFire XDMA」を採用。これは、PCI Expressインターフェイスを介してDMA転送を行なうもので、同社によれば「ブリッジケーブルを用いた場合とパフォーマンスは変わらない」という。

 このほか、これまでR7 260Xのみ搭載されていたハードウェアサウンド「TrueAudio」も搭載。TensilicaのオーディオDSP「HiFi EP」をコアとしたサウンド機能で、3Dオーディオやエフェクトなどの処理を担うことでCPUの負荷を軽減、ゲームなどで高品位のサウンドを提供するとされている。

 今回発売されたPowerColor「AXR9 290 4GBD5-MDH/OC」やHIGHTECH INFORMATION SYSTEM「H290F4GD」、近日発売予定の玄人志向「RD-R9-290-E4GB」は、ともにリファレンスデザインのクーラーを採用。基本仕様もほぼ同じだが、PowerColorのモデルはコアクロックが947MHz→975MHzにクロックアップされている。

 なお、間を置かずに最上位のR9 290X搭載カードも登場する見込み。直近ではSAPPHIREの製品が11月中旬に発売される予定となっている。

[撮影協力:ソフマップ 秋葉原 リユース総合館ツクモパソコン本店BUY MORE秋葉原本店]

AMD Radeon R9 290