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iPhone 5cソックリなAndroidスマホが発売、サイズもアプリも……

重量まで?

Goophone i5C
Goophone i5C

 毎回登場する中国直輸入の「iPhoneソックリAndroidスマートフォン」だが、今度はiPhone 5cソックリの最新モデル「Goophone i5C」が販売された。

 サイズはもちろん、公称重量まで同じだという似せぶりで、標準アプリも一部ソックリ。背面にはアップルマークでなく、GooPhoneオリジナルのマークが入っている。

 入荷したのはホワイトモデルとピンクモデルで、実売価格は16,800円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)

 なお、これまでのGooPhone同様、「通信機器としては国内で使用できない」「保証やサポートも一切ない」(ショップ)ので要注意。あくまでも冗談グッズと考えるのがいいだろう。

「Lightningっぽいコネクタ」も搭載

ホーム画面には美少女ゲームらしきアイコンや「Baidu Browser」も並んでいる
ホワイトとピンクの裏面。よく見ると何故かデザインが違っている
起動時のGooPhoneロゴ
パッケージ
カラーは5色ある(?)
付属のLightningっぽいケーブル
その他の付属品

 “ニセiPhone”として知られるGoophoneは、昨年10月に「GOOPHONE 4GS」が、今年1月に「GooPhone i5」が登場しているが、今回の製品は、その名の通りAppleのスマートフォンの最新モデルであるiPhone 5cを真似たもの。

 表面のホームボタン、ディスプレイなどのレイアウトや、側面のボタン、ヘッドホンジャックなどの配置はiPhone 5cと変わらず、Lightningコネクタと同じ形状のコネクタも装備されている。

 ただし、このコネクタについては、同店曰く「形状が同じだけで、おそらくLightningコネクタとの互換性はない」という。

 独自ランチャーも搭載し、ホーム画面の一部のアイコンや、一部アプリもiOS 7風デザイン。特に、カメラアプリと設定画面のデザインはiOSのものにそっくりだ。

 なお、搭載OSはAndroid 4.2で、ランチャーを切り替えることでAndroidと同様のホーム画面などを使用可能。ただし、同店によれば「公式マーケットは非対応」という。

 また、同店によれば対応SIMカードはmicroSIMタイプで、対応通信規格はWCDMA 850/2,100MHz、GSM 850/900/1,800/1,900MHz。無線LAN(IEEE 802.11b/g/n)も搭載する。

 ただし、同店は「電波法を順守していない端末のため、通信機器として国内では使用できない」「保証やサポートも一切ない」などとしているので要注意だ。

 ショップ本体サイズは124.4×59.2×8.97mm、重量は約132g。こうしたスペックはiPhone 5cとまったく同一で、一見する限り、ボタンの位置もよく似ている。iPhone 5cのケースなどが使える可能性もあるが、実際に利用できるかどうかは未確認。

 ディスプレイサイズは4インチで、画面解像度は480×854ドット。CPUはデュアルコアのMediatek MT6572(1.2GHz)、メモリ容量は512MB、ストレージ容量は2GB+8GB。リアカメラ(500万画素)、フロントカメラ(200万画素)、Bluetooth、GPSなどの機能も備える(スペックは同店によるものも含む)。

 付属品はUSBケーブル(ケーブルの一方はLightningコネクタ型)、充電用アダプタ、イヤホン。

【画面表示の比較(右はiPhone 5s)】

[撮影協力:aPad専門店ブロックE2-[c3])]