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NVIDIAが店頭イベントを積極開催中、GTX 970/980のアピールで
ASUSやGIGABYTEなどとの共同開催、各社製品のアピールも
(2014/10/14 12:05)
先月登場し、なかなか人気になっているGPUといえばGeForce GTX 970/980。ハイエンドクラスのビデオカードとしては久々のヒット製品で、「当初はGTX 980が、落ち着いてからはGTX 970が売れている」というショップも多い。
NVIDIAもこれをアピールすべく、店頭イベントを多数実施。ASUS、Palit、GIGABYTE、ELSAといったビデオカードメーカーと共同で、店頭イベントを多数実施している。
GPUそのものの解説はやはり共通だが、メーカー独自ポイントのアピールはなかなか興味深いポイントも多い。ここではそれらをまとめて紹介しよう。
なお、店頭イベントは秋葉原での実施後、大阪などで実施している例もある。秋葉原でも「さらにイベントを計画している」(NVIDIA)そうなので、各社の告知をチェックしてみるのもいいだろう。秋葉原のイベントについては弊誌「イベントスケジュール」でもわかり次第掲載している。
NVIDIA
さて、まずは多くのイベントで紹介されたNVIDIA自身のGPUのアピールから紹介しよう。
基本的には、発表会などで公表された内容が中心で、メインとなるのは電力効率の高さと描画品質を向上させるDynamic Super Resolution。
Dynamic Super Resolutionでは、実際の動画も交えた内容になっており、効果のある場面がわかりやすくなっていた。
ASUS「ファン停止」のSTRIXをアピール
一連のイベントの端緒として、27日にBUY MORE秋葉原本店で店頭イベントを実施したのがASUS。
ASUSでは低負荷時にファンが停止する人気シリーズ「STRIX」を中心とした解説で、GTX 970ではGPU温度65℃未満でファンが止まることや、ハードウェアベースでの処理のため、ソフトのインストールが不要なことなどもアピールしていた。
PalitW高橋コンビで登場、ウリは「ファン停止」&4K画面×3枚
Palitは、10月4日、ドスパラパーツ館店頭でイベントを開催。説明をしたのは「改造バカ」こと高橋敏也氏とNVIDIA 高橋一則氏の「W高橋」コンビだ。
PalitではGPU温度が60℃未満でファンが停止することを紹介。オーバークロック仕様であることや、Mini Display Portが3つあるため、4Kディスプレイを3台接続できることなどもアピールしていた。
GIGABYTE「とにかく冷やす」に注力
11日にイベントを行ったのはGIGABYTEとELSA。
GIGABYTEがアピールしたのは「“とにかく冷やす”ことに注力した」点。「冷えることでOCできる上限があがるため、自然に最高性能もあがる」というロジックで、600Wの冷却性能をもつ「WINDFORCE 600W」のポイントを解説していた。
- GIGABYTE
- http://www.gigabyte.jp/
ELSA人気の独自クーラー「S.A.C.」をアピール
ELSAは、独自クーラー「S.A.C.」搭載モデルを紹介。
冷却性能の高さや静音性、出荷までの丁寧な品質管理なども解説していた。