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三菱の液晶技術が復活、
「ギガクリア・エンジンII」などを搭載したアイ・オー製液晶が予約開始

 “三菱系統”のディスプレイがアイ・オー・データから登場、23.8インチモデル「LCD-RDT241XPB」と27インチモデル「LCD-RDT271XPB」が11月中旬に発売される予定だ。ツクモパソコン本店ツクモeX.パソコン館が予約を受け付け中で、予価は前者が税込43,000円前後、後者が税込59,200円前後。

三菱ディスプレイの技術や機能を搭載したモデル

 三菱電機は、昨年12月に個人向け液晶ディスプレイ事業を終了することを発表したが、今回の2モデルではその三菱ディスプレイの技術や機能が搭載。

 超解像技術の「ギガクリア・エンジンII」や、子画面表示機能の「PIP(Picture in Picture)」「POP(Picture out Picture)」、D端子などを搭載するほか、付属のリモコンによる操作にも対応している。また、シリーズ名や型番には「CRYSTA」「RDT」といった文字が入っており、三菱電機の製品を思い出させる名称となっている。

 液晶パネルは両モデルAH-IPS(非光沢)で、主なスペックは解像度が1,920×1,080ドット、応答速度(GTG)が14ms(オーバードライブ最大時3.2ms)、視野角度が上下、左右とも178度、最大輝度が250cd/平方メートル、コントラスト比が1000:1。

 映像端子はMHL、HDMI、DVI-D、VGA、D端子が各1基。ステレオスピーカーやアナログ音声入力端子(3.5mm、RCA)、ヘッドフォン端子(3.5mm)も備える。また、VESAマウントに対応する(100×100mm)。

 LCD-RDT241XPBでは最小幅が約6.4mmという極細フレームが採用。本体サイズは幅540×奥行き170×高さ391mm/376mm/361mm、質量は4.8kg(いずれもスタンドを含む)。

 LCD-RDT271XPBの本体サイズは幅643×奥行き230×高さ445mm、質量は6.8kg(いずれもスタンドを含む)。

[撮影協力:ツクモパソコン本店ツクモeX.パソコン館]

アイ・オー・データ LCD-RDT271XPB