Seagate製8TB HDDの予価が判明、税込4.3万円で1月末～2月に発売

　Seagateが昨年のイベント時に披露した同社初の8TB HDD「ST8000AS0002」の予価が判明。オリオスペックが税込42,984円で販売予定と告知している。

　予約は受け付けていないが、「入荷は1月末～2月初旬の見込み」(ショップ)という。

割安な8TB HDD、イベント時の予告通り4万円前後で登場予定

写真は昨年12月のイベント時に披露されたサンプル品

　「ST8000AS0002」は同社のArchive HDDシリーズに属するモデルで、「Archive HDDの中でも8TBモデルのみエンタープライズ向けモデルと同クラスの品質設計を行なっている」(メーカー)とされている。プラッタはSMR（Shingled Magnetic Recording、シングル磁気記録）技術を用いており、1枚あたりの容量は1.33TB。

　また、このモデルは価格の安さも特徴。現在販売されている8TB HDD(HGST HUH728080ALE600)の実売価格は7～8万円前後で、予価通りに発売されれば半値に近い価格帯で登場することになる。イベント時に「価格は4万円前後を見込んでいる」(メーカー)と告知されていたが、実売価格もメーカーの想定通りになりそうだ。

　ST8000AS0002の主なスペックは、キャッシュ容量が128MB、平均データレート（リード/ライト）が150MB/s、最大連続データレート（リード）が190MB/s、消費電力が動作時7.5W、アイドル時5W、スタンバイ/スリープ時1W以下、本体サイズが高さ26.11×幅101.6×奥行き146.99mm、重量が780g。

[撮影協力:オリオスペック]