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容量1TBの東芝製ハイブリッドHDDに新モデルが登場、PS4向け?

8GBのMLC NANDフラッシュを搭載

 東芝製ハイブリッドHDDの新モデルが登場、容量1TB/9.5mm厚モデルの「MQ02ABD100H」が販売中だ。店頭価格は税込11,000円前後(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。

 このほか、500GB/7mm厚モデルの「MQ02ABF050H」が用意されているが、店頭販売は未確認。

8GBのMLC NANDフラッシュを搭載したハイブリッドHDD、フラッシュコントローラをHDDコントローラに統合

 これらは、同社が先月発表した2.5インチハイブリッドHDDの新製品。磁気ディスクと、8GBのMLC NANDフラッシュとを組み合わせることで、大容量と高速性を両立したとしている。

 NANDフラッシュは19nm第二世代プロセス品が採用。また、フラッシュコントローラをHDDコントローラ(SoC)に統合することで、効果的なドライブ制御を実現したという。

 主なスペックは、インターフェイスが6Gbps SATA。バッファ容量が64MB、ディスク回転数が5,400rpm、消費電力がリード時3.3W、ライト時3W、ローパワーアイドル時0.75W、ノイズレベルが1TBモデルでシーク時/アイドル時とも25dB、500GBモデルでシーク時21dB、アイドル時19dB。

 ちなみに、8GBのSLC NANDフラッシュを搭載した前モデル「MQ01ABD100H」は、PlayStation 4の換装用ドライブとして一時は品薄になるほどの人気を集めたが、今回のモデルがPlayStation 4で動作するかどうかは不明。

[撮影協力:テクノハウス東映パソコンハウス東映パソコンショップ アークZOA 秋葉原本店]

東芝 MQ02ABD100H