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手の平サイズのファンレスPC「LIVA」がパワーアップ、メモリ4GBに

eMMC 64GB搭載、mSATA SSDも増設可能

 mSATA SSDが増設可能になったECSの小型ファンレスPC自作キットの新モデル「LIVA X」が発売された。メモリ倍増の4GBモデルも用意されている。店頭価格はメモリ2GBモデル「LIVAX-C0-2G-64G-B」が税込27,900円前後、4GBモデル「LIVAX-C0-4G-64G-B」が30,000円前後(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。

mSATAスロットが追加され、内部へのストレージの増設が可能に

 LIVA Xは、2コア/2スレッドCPUのCeleron N2808(ベース1.58GHz、バースト時2.25GHz、TDP 4.5W、SDP 3W)や64GBストレージなどを搭載したファンレスのPC自作キット。

 本体サイズは135×83×40mmで、初代の「LIVA」(118×70×56mm)より設置面積は若干増えたものの薄型化。省スペース性はほとんど変わらず、ファンレスで使えるのも従来どおりだ。

 一方で、mSATAスロットが追加され、内部へのストレージの増設が可能になったほか、LIVAの2倍となるメモリ4GBモデルが用意されるなど、スペックが強化。LIVAの正式対応OSはWindows 8.1のみだったが、LIVA XではmSATA SSDを増設すればWindows 7(64bit)のインストールも可能とされている。

 メモリはDDR3L-1333、ストレージはeMMCが搭載。主な搭載機能・インターフェイスはHDMI、VGA、Gigabit Ethernet、無線LAN(IEEE 802.11b/g/n)、Bluetooth 4.0、USB 3.0、USB 2.0(2基)。

 付属品はACアダプタ、VESAマウンタ、ドライバ収録DVDなど。OSは別売り。

[撮影協力:ツクモパソコン本店ドスパラパーツ館テクノハウス東映]