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あの“机型PCケース”がさらに進化、Lian Liの「DK-Q2X/03X」が予約開始

送料込みで税抜き138,000円から

 Lian Liの机型PCケースの新製品が登場、幅1,000mmの「DK-Q2X」と幅1,300mmの「DK-03X」が近日発売される見込みだ。国内代理店のディラックは、7月上旬に出荷を開始するとしている。

 ツクモパソコン本店は予約を受け付け中で、税抜き予価(本州への送料込み)はDK-Q2Xが138,000円、DK-03Xが188,000円。本州以外に配送する場合は、それぞれ150,000円、205,000円となる(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。

 これらは、強化ガラスを用いた透明な天板の下に、マザーボードや光学ドライブなどが内蔵できる机型のPCケース。四隅には脚が付いており、実際に机として使用できる。

 ディラックによれば、今回の2モデルは、昨年12月に発売されたモデル「DK-02X」をベースに、各部を再デザインしたもの。

 U字型だった左右両サイドのスチール製の脚を、2本ずつに独立したアルミ製の脚に変更したほか、DK-Q2Xでは裏面配線が可能な着脱式のマザーボードトレイが採用されており、PCパーツをすっきりと収めることができる。ディラック曰く、コンセプトは「PCパーツを魅せる机ケース」。

 DK-03Xでは、DK-02Xと同様に2枚のマザーを内蔵し、デュアルシステムの構築が可能。DK-Q2Xは、1枚のマザーが内蔵可能なシングルシステム用だが、DK-03Xより幅が小さく、かつ軽量だ。

 DK-Q2Xの本体サイズは幅1,000×高さ815~785×奥行き700mm、重量は31kg。対応マザーはSP-ATX/ATX/microATX。ドライブベイ数はスリム光学ドライブ×1、3.5インチ/2.5インチシャドウ×7。拡張カードスロットは4基。

 DK-03Xの本体サイズは幅1,300×高さ815~785×奥行き700mm、重量は52kg。対応マザーはシステム1側がSP-ATX/ATX/microATX、システム2側がMini-ITX。ドライブベイ数はスリム光学ドライブ×2、3.5インチ/2.5インチシャドウ×10。拡張カードスロットは4基(システム1側のみ)。

 いずれのモデルも、脚のアジャスターで高さ調節が可能。ケースファンは左右各サイドに120mm×4(計8基)が装備。最大480mmサイズの水冷ラジエーターも内蔵できる。電源はATXタイプに対応する。

[撮影協力:ツクモパソコン本店]