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TVリモコンでPCを操作できる赤外線アダプタの強化版が登場
PCから家電の操作も可能、赤外線到達範囲は6倍に
(2015/8/21 23:40)
家庭用TVのリモコンでPCを操作することもできるUSB-赤外線アダプタの新モデル「USB赤外線リモコンアドバンス」がビット・トレード・ワンから発売された。店頭価格は税込3,980円前後(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。
同社は2012年にも同タイプのUSB-赤外線アダプタ「USB接続 赤外線リモコンキット」を発売している。今回のモデルはその強化版で、前モデルよりも多くの赤外線コードに対応したほか、赤外線の到達範囲が約6倍になっているという。
「テレビリモコンでPCを制御」と「PCで家電を制御」の両方に対応した赤外線アダプタ
この製品は、PCとUSB接続して赤外線の送受信が行なえる赤外線アダプタ。PCからテレビやエアコン、照明といった家電を操作可能なほか、テレビなどの赤外線リモコンを使ってPCを操作することもできる。本体はキットでは無く完成済みのモデルで、購入直後から使用可能。
基本的な機能は前モデルの「USB接続 赤外線リモコンキット」と同じだが、32bitマイコンを搭載する事で「受信した赤外線信号をそのまま記録・送信可能になった」(メーカー)としており、赤外線コードの種類を問わず対応できるようになったという。
また、大出力の赤外線LEDを3基搭載し、「前モデルに比べ到達範囲が約6倍に広がった」(メーカー)としている。
操作設定用のツールなどは同社Webサイトで無償公開されており、PCから家電等をタイマー制御するためのアプリや、テレビなどの赤外線リモコンのボタンにPC操作を割り当てるアプリのほか、ファームウェアなどがダウンロード可能になっている。
本体サイズは縦66.5×横32×高さ6mm。対応OSはWindows 10/8/7/Vista。対応赤外線周波数は38kHzで、信号の長さは一つにつき3秒までのものに対応しているという。パッケージ内容は本体、保証書、取扱説明書のみで、PCと接続するためのminiUSB - USBケーブルやケースなどは付属していない。
[撮影協力:三月兎1号店]