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ATXマザー対応の“岡持ちPCケース”がLian Liから登場

 Lian Liの“岡持ちPCケース”の新モデルが登場、ATXマザーに対応した「PC-TU300」が、発売された。店頭価格はシルバーが税込37,600円前後、ブラックが税込40,800円前後(詳細は「今週見つけた主な新製品」参照のこと)。

 なお、別売りオプションとしてPC-TU300専用のキャリーカート「TC-01」が用意されているが、こちらは「後日販売予定」(オリオスペック)とのこと。

持ち運びに便利なハンドルを本体上面に備えたタワー型PCケース

 PC-TU300は、持ち運びに便利なハンドル(取っ手)を本体上面に備えたタワー型PCケース。2013年5月に登場したMini-ITXタイプの「PC-TU100」に続く製品で、今回は大型化によりATXマザーボードが内蔵できるようになった。

 PCパーツの熱を上面から排出する“煙突型”の冷却機構や、ツールレスのHDDケージも特徴。後者については、本体背面のレバーをスライドさせると、サイドパネルが開いてHDDケージにアクセスでき、ドライブの着脱もツールレスで行なえる。

 また、別売りのキャリーカートのTC-01を装着すれば、本体をスーツケースのように引き回して運ぶことができる。なお、TC-01はPC-TU300専用で、他のPCケースでは使用できないとのこと。

 PC-TU300の本体サイズは幅218×高さ398×奥行き440mm(ハンドルを除く)。重量は3.8kg。使用素材はパネル、シャシーともアルミ。

 ドライブベイはスリム光学ドライブ×1、3.5インチシャドウ×2、2.5インチシャドウ×1で、さらに底面のフィルターを外すことで2.5インチドライブを2基まで搭載できる。ケースファンはリア120mm×1、トップ120mm×2。

 対応マザータイプはATXとmicroATX。その他のPCパーツの対応サイズは、ビデオカードが長さ300mmまで、CPUクーラーが高さ160mmまで、ATX電源ユニットが奥行き160mmまで。拡張カードスロットは7基。

[撮影協力:ツクモパソコン本店]