5年保証のNVMe SSD「SSD 950 PRO」が11月下旬に発売、予約受け付け中

　Samsungのコンシューマ向けNVMe M.2 SSD「SSD 950 PRO」が11月下旬に発売される予定だ。容量512GBの「MZ-V5P512」と256GBの「MZ-V5P256」の2モデルで、BUY MORE秋葉原本店やパソコンハウス東映では予約受け付けが始まっている。

　予価は512GBモデルが税込51,800円、256GBモデルが税込29,800円で、BUY MORE秋葉原本店によると27日（金）に発売予定。

M.2 Type 2280型のNVMe 1.1対応SSD、5年間の製品保証が付属

BUY MORE秋葉原本店の予価

パソコンハウス東映の予価

　SSD 950 PROは、M.2 Type 2280型のNVMe 1.1対応SSD。インターフェイスはPCIe 3.0 x4。同社が開発した3次元（積層）NANDフラッシュであるV-NANDと、UBXコントローラが搭載されており、ランダムリードにおいてSATA SSDの4.5倍以上のパフォーマンスを実現したとしている。

　公称のデータ転送速度は、512GBモデルがシーケンシャルリード2,500MB/s、ライト1,500MB/s、ランダムリード300,000IOPS、ライト110,000IOPS、256モデルがシーケンシャルリード2,200MB/s、ライト900MB/s、ランダムリード270,000IOPS、ライト85,000IOPS。

　さらに、V-NANDにより耐久性・信頼性が劇的に向上したといい、TBW（総書き込み容量）が512GBモデルで400TB、256GBモデルで200TBとされているほか、「コンシューマ向けNVMe SSDとしては最長」という5年間の製品保証が付属している。

　このほか、熱によるトラブルを防ぐ「ダイナミックサーマルガード」が搭載。センサーが内部温度を監視し、しきい値を超える高温になった場合に転送速度を下げ、熱暴走やデータ破損を防止するという。

　キャッシュメモリは同社製のLow Power DDR3メモリ（512MB）が搭載。MTBF（平均故障間隔）は150万時間。消費電力は512GBモデルが平均5.7W、最大7W、256モデルが平均5.1W、最大6.4W。

　なお、同社のNVMe M.2 SSDについては、「SM951」の512GB/256GB/128GBの3モデルが先月登場している。Type 2280型、PCIe 3.0 x4インターフェイスである点などはSSD 950 PROと同様。

[撮影協力:BUY MORE秋葉原本店とパソコンハウス東映]