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4K対応/無線LAN搭載の安価なアクションカメラに新モデル
新ファーム搭載でフレームレートが向上、従来品のカラバリモデルも
(2015/12/26 11:05)
4K撮影への対応をうたう安価なアクションカメラに新モデルが登場、「H2 ULTRA HD ACTION CAMERA」が、東映無線ラジオデパート店で販売中だ。店頭価格は税込10,980円(詳細は「今週見つけた主な新製品」参照のこと)。
本体が軽量化したほか、4K/2.7撮影時のフレームレートが向上
H2 ULTRA HD ACTION CAMERAは、320×240ピクセルの2インチ液晶ディスプレイを搭載したアクションカメラ。基本仕様は先週発売された「H9 ULTRA HD ACTION CAMERA」(以下、H9)とほぼ同等だが、本体部分が3.2mm薄くなり、重量も4g軽くなっている。なお、H9の側面にあった「上」「下」ボタンは省かれている。
このほか、4Kと2.7K撮影時のフレームレートが向上、4K撮影時は最大10fps→15fpsに、2.7K撮影時は最大15fps→24fpsにそれぞれ変更されている。一方、H9でサポートしていた720pモードの撮影は出来なくなっている。1080p 60/30fps撮影(H.264)は従来どおりで変更は無い。また、水中撮影(付属のケースを利用)に対応している点や、IEEE 802.11b/g/n 無線LANを内蔵している点、専用アプリを利用することでAndroid/iOS端末側でカメラを操作することができる点もこれまでと同じ。なお、通信機能に関しては、ショップでは動作保証外としているので注意が必要。
本体サイズは59.3×21.4×41.1mm、重量は61g。カメラ内のメニュー画面は日本語表示に対応。バッテリー容量は1,050mAhで、撮影時間は4K 10fps、1080p 60fps時が50分、1080p 30fps時が1.5時間。ストレージは非搭載で、microSDXCカード(最大64GB)に対応する。映像端子としてmicroHDMIを備えている。
付属品は、防水ケース、各種マウンタ、USB - ACアダプタなど。
従来品のカラーバリエーションモデルも入荷、ファームは最新に
このほか、東映無線ラジオデパート店では、「H9 ULTRA HD ACTION CAMERA」のカラーバリエーションモデルや、予備バッテリーも販売中。本体のカラーはホワイト、ブルー、イエローの3色で、価格は税込9,980円(詳細は「今週見つけた主な新製品」参照のこと)。
各モデルとも外観や付属品は、先週発売されたブラックモデルと同じだが、ファームウェアが「H2 ULTRA HD ACTION CAMERA」と同じバージョンに変更されている。このため、4Kと2.7K撮影時のフレームレートは向上しているが、720pモードの撮影ができなくなっている。
なお、同店によると、「最新ファームウェアは一般向けに公開されていないため、従来品に今回の機能を追加することはできない」とのこと。
[撮影協力:東映無線ラジオデパート店]