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ATI時代のRadeon 7000を2基搭載したPCI接続のビデオカードが登場

旧世代GPU搭載の最新モデル、対応OSはWindows XPまで

 2001年に登場したGPU「Radeon 7000」を2基搭載したPCI接続のビデオカード「IGAGURI 7000-PCI-DUALGPU」がデジナビから登場。店頭価格は税込9,800円で、MOQ(ブロックF1-[b6])で販売中だ。

 アナログ接続による4画面出力にも対応している。

PCIでデュアルGPU仕様のRadeon 7000搭載ビデオカード、VGA×4画面出力に対応

 この製品はRadeon 7000を2基搭載したPCI接続のビデオカード。旧世代GPUを搭載したビデオカードを販売するデジナビの「IGAGURI」ブランドのモデルとして販売されている。

 Radeon 7000は2001年に登場したビデオカードで、当時はATI(現AMD)のGPUとして販売されていた。旧型のGPUではあるが、台湾、香港、中国のベンダーなどと交渉し、新たに製造したものだという。

 基板上にはHDMIコネクタを4基搭載しているが、デジタル出力はサポートしておらず、付属のHDMI - VGA変換ケーブルを使用することでアナログ出力に対応。1ポートあたりの最大解像度は2,048×1,536ドット(75Hz)のサポートがうたわれている。なお、一般的なHDMIケーブルによる接続はサポート外で、「カード/ディスプレイの故障に繋がるため絶対に使用しないで下さい」(メーカー)と注意喚起されている。

 搭載メモリは合計64MBで、クーラーはファンレス仕様。基板サイズは186mm×119mmで、高さは25mm。付属品はHDMI - VGA変換ケーブル4本(90cm)、ドライバCDなど。

 対応OSは Windows 2000 SP4/XP SP3/Linuxで、Vista以降のWindowsはドライバがないため動作しないという。

[撮影協力:MOQ(ブロックF1-[b6])]

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