アキバ店員のPCパーツウォッチ
アキバ店員のPCパーツウォッチ( Ryzen 7 2700X Gold Edition )
AMD50周年記念モデルだが「おまけにプラス1万円は高い」という声も
2019年5月15日 08:05
AMD Ryzen 7 2700X Gold Edition
AMDの創業50周年を記念したCPU「Ryzen 7 2700X Gold Edition」が発売された。ヒートスプレッダに同社のCEOであるLisa Su氏のサインが入った数量限定モデルで、記念Tシャツがもらえるクーポンカードやステッカーが同梱されているが、通常モデルの「Ryzen 7 2700X」と同じ性能で価格が1万円近く高い事もあり、ショップからは「AMDファン向け」「売れ行きはぼちぼち」「おまけにプラス1万円は高い」という声が上がっていた。
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ツクモeX.パソコン館
ぼちぼちですね。通常モデルとの価格差がありすぎるので、バカ売れはしていないです。CPUが欲しい人はすでに購入しているでしょうし。今後発売される新型のRyzenで記念モデルが出てくれれば良かったんですけどね。あとは、定格4GHzとか、0.1GHzだけ上がって「Ryzen 7 2750」という風にCPU名が違うとか、性能面で違いが欲しかったなと。箱は格好良いんですけどね。
ソフマップAKIBA②号店 パソコン総合館
価格が高めということもあってか、なかなか厳しい状況ですね。限定品ということなら、CPU自体に何かしら付加価値を付けて欲しかったというのが本音ですね。例えばオーバークロック耐性が高いとか、動作クロックが通常のRyzen 7 2700Xよりも高いとかでしょうか。その特別感があれば、価格が多少高くても売れると思うのですが……。
ツクモパソコン本店
GIGABYTEの記念マザーと一緒に買われる方が何人かいましたね。Tシャツとステッカーがついて1万円はちょっと高いのですが、ユーザーも50周年を祝いたいということのようです。私はAMDファンですが、企画としては面白いと思いますよ。あとは、マザーメーカーがそれぞれ、記念モデルを出してくれた良かったんですけどね。GIGABYTEのマザーは早々に売り切れてしまったので。
パソコンショップ アーク
生粋のAMDファンがちらほらと買われていますね。中にはCPUと一緒に、同時期に登場したマザーボードやビデオカードの50周年記念モデルとセットで購入していく人もいましたよ。ただ、AMDファン以外には響いていないというのが現状ですね。CPU自体は通常のRyzen 7 2700Xと同じ仕様なので、もう少しおまけが追加されるなどの付加価値が必要な気がしていますね。
ドスパラ秋葉原本店
今のところはぼちぼちの反応ですね。おまけが付くとはいえ、通常のRyzen 7 2700Xと比べて1万円ほど高価なのがネックになっている印象です。さすがに1万円の価格差があると、その分をメモリやSSDにまわしている人が多いんですよね。価格差がそれほどなければ記念モデルを選ぶ人が増えてくると思うので、今後の価格動向次第かなと思っています。
パソコン工房 秋葉原BUYMORE店
そんなには出ていないです。通常版の方が売れています。完全に価格ですね。おまけにそれだけのお金は出せないということでしょうね。