1TBクラスのSSDが約2.8万に値下がり、IntelのM.2型NVMe SSD「760p」が販売開始

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J&AとCFD販売の960GB SSDが約2.8万に、Intel「760p」とSamsung「860 PRO/EVO」が販売開始

　2.5インチ1TBクラス(960～1,050GB)が前回比1,820円安の税込27,980円に急落。CFD販売 S6TNMG1QとJ&A LEVEN JS300の960GBがそれで、1GBあたり29.1円の計算になる。このうちJS300は既に低価格で知られたシリーズだが、960GBは2月中旬に出回り始めたばかりだ。

　有力ブランドが集中するのは31,000～32,000円前後で、SanDisk Ultra IIが税込30,758円、SSD Plusが税込31,320円、WesternDigital WD Blue 3D NANDが特価(税込)31,800円(中心は34,000円前後)、Crucial MX300が税込32,180円、MX500が税込32,184円といったところ。前回お伝えしたSanDisk X600も、2,920円安の税込34,560円で特価販売されている。

　2TBクラス(1,920～2,050GB)は、Crucial MX300が2,000円安の税込60,800円(29.7円/GB)で最安。MX500の発売後、在庫ショップ数が減ってきたMX300だが、2,050GBについては税込61,000～62,000円前後で広く販売されている。次点はMX500の税込61,980円だが、こちらは中心価格が65,000円台。その上はSanDisk Ultra 3Dの税込64,800円、WD Blue 3Dの税込66,800円と続く。

J&Aの960GBモデル「JS300SSD960GB」が税込27,980円で販売開始

割安なColorfulの「SL500」シリーズ

　低価格機種がひしめく中～小容量を見ると、512GBクラス(480～525GB)の最安は引き続きJS300の税込13,980円(29.1円/GB)。続いてKINGMAXが税込14,500円、WD Blue 3Dが特価(税込)14,800円(中心は15,000～16,000円台)、Colorful SL500の480GB(MLC)が税込14,980円、Essencore N600が税込15,098円と、ここまでが概ね15,000円の圏内だ。

　ところが最近は、思わぬ伏兵がトップをかっさらっていく。Colorful SL500の640GBだ。特価(税込)15,980円と聞いても比較しづらいが、1GBあたり25.0円なら誰もが膝を打つだろう。

　256GBクラス(240～275GB)はKingFastの240GBが特価(税込)7,538円(31.4円/GB)で最安。Goldkeyが税込7,980円で続き、8,000円台ならWD Greenの特価(税込)8,618円など多数ある。ただし、ここでもSL500の320GBが特価(税込)9,158円(28.6円/GB)で顔を出すから油断がならない。

　小容量の128GBクラス(120～128GB)にも同じことが起きている。最安値はN600の税込4,838円(40.3円/GB)なのだが、1GB単価で比べると、発売されたばかりのSL300 160GBが税込5,378円(33.6円/GB)でお得。128→256→512という伝統的な進段を是とする向きには戸惑いもあろうが、Colorfulの160GB/320GB/640GBには要注意だ。

　M.2/SATA対応には、2月に入ってWD Blue 3DとX600の2TBが登場。特価で前者が税込68,800円、後者が税込69,800円となっている。一方でN600のM.2版が出ており、240GBが税込8,980円、120GBが税込5,400円と、低価格機種の少ないM.2だけに嬉しい。シリーズ別に見ると、WD Blue 3Dが平均8.3～9.0％下落したのが目立つ。

　M.2/NVMe対応はWD Black PCIeが特価で1,000円以上下落し、512GBが税込21,800円、256GBが税込11,800円。平均の値下がり率も6.7～12.6％と大きい。Colorful CN600の240GBが税込11,858円と最安に迫るほか、Plextor M8PeGの256GBが特価で税込12,980円を付けていた。

最高3.2GB/sをうたうIntelの高速M.2 SSD「760p」が登場

Samsung「860 PRO」「860 EVO」

　新製品の大物としては、V-NAND採用のSamsung「860 PRO」(256GB～4TB)と「860 EVO」(250GB～4TB)が2月上旬に発売。最大の特徴は高耐久性で、PROは300～4,800TBW、EVOも150～2,400TBWを誇る。

　調査時点の価格(最安値)は、PROの2TBが124,800円、256GBが19,980円、EVOの1TBが42,980円、500GBが19,980円など。中旬にはEVOの4TBが198,000円で出てきた。EVOにはmSATAとM.2/SATAも用意されており、後者は1TBが42,980円、500GBが21,980円だ。

　CFD販売からは2.5インチの「HG7」(256GB～1TB)が一部販売開始。Intel製64層3D NANDを採用し、耐久性は144～576TBWで、512GBが21,980円となっている。

　M.2/NVMe対応では、Intel「760p」(128～512GB)が1月下旬から出回り始めた。最大データ転送速度は読み出し1,640～3,230MB/s、書き込み650～1,625MB/sで、耐久性は72～288TBW。256GBが13,780円、128GBが9,680円と比較的安い。高性能もさることながら、低価格NVMeで鳴らした「600p」の再来と言えよう。