SSDは全体的に値下がり、960GBは1.8万円割れ、480GBは9千円割れモデルが増加

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全体的に値下がりで960GBが1.8万円割れ、低価格M.2/NVMeのIntel「760p」に2TBが追加

　960～1,050GBは、J&AとSUNEASTが500～1,000円安の税込17,980円(1GB単価18.7円)に下落。以下、ADATA「SU650」とMicronが18,338円で限定特売され、Colorfulが税込18,990円、Samsung MZ-7LE1T0HCHPが税込19,800円と続く。

　WesternDigitalやCrucialなど大手の主力製品は23,000円弱からで、それらも大きく下がっているとは言え、最安品とは5,000円ほどの開きがある。

　480～525GBの最安値は前回比500円安の税込8,980円(1GB単価18.7円)。Colorful、J&A、Kingmax、Liteon、SUNEASTと、格安5機種がこの価格で並ぶ。大手はプラス2,000～3,000円で、SanDisk「SSD Plus」が税込10,800円、Transcend「SSD 220」が税込10,980円、Crucial「MX500」が税込11,790円、Samsung「860 EVO」が税込11,800円、WesternDigital「WD Blue 3D NAND」が税込11,858円だ。

　240～275GBは、Kingfastが税込4,946円(1GB単価20.6円)、Goldkeyが税込4,980円と、税込み5,000円以下が2機種に増えた。より低予算で済ませたいなら120～128GBで、Liteonが税込3,218円、KingmaxとSUNEASTが税込3,280円、Kingfastが税込3,434円、ADATA「SU650」が税込3,480円など、3,500円以下でも5機種から選べる。ただし、こうした格安品は在庫ショップ数が少ない上、売り切れても再入荷されずに、店頭から消えていくことが珍しくない。

960GB SSDの最安値は税込17,980円に

480GB SSDは税込9千円割れのモデルが多数に

Intel製M.2 SSD「760p」の2TBモデルが登場

　一方、2TBはMicronが1,030円安の税込34,550円(1GB単価16.9円)で引き続き最安だが、今回調査ではCrucial「MX300」の2,050GBが3,820円安の税込39,980円に下がり、2TBクラスとして2例目の4万円割れとなった。加えてSamsung「860 EVO」が14,000円安の税込49,799円、SanDisk「X600」が12,074円安の税込42,984円など、4万円台への急落が相次いでいる。

　M.2/SATAもまた、機種こそ多くはないが全体的に下落しており、WesternDigitalとCrucialは平均8～15％台の値下がりを記録。容量ごとの最安値は、「WD Blue 3D NAND」の1TBが税込21,980円、同500GBが税込11,280円、「WD Green」の240GBが税込6,458円となっている。2.5インチと違って格安品は少ないが、SUNEASTからは512GBが税込12,800円で出てきた。

　M.2/NVMeは、Intel「760p」の2TBが販売開始。最大データ転送速度は読み出し3,230MB/s、書き込み1,625MB/sで、最安値は税込72,800円だ。同容量のSamsung「970 EVO」は3,500MB/s、2,500MB/sと最速級だが、こちらも6,001円安の税込88,799円に下げてきた。

　容量別に見ると、1TBの最安は「760p」の税込35,980円で、Samsungの旧製品「960 EVO」が税込36,780円と迫る。480～512GBは「760p」と「WD Black PCIe」が税込16,980円、「960 EVO」が税込17,799円。240～256GBはColorfulが税込6,458円で特売されているほか、「WD Black PCIe」が税込8,402円、「760p」が税込9,480円となっている。

　なお、東欧ポーランドのWilk Elektronik(GOODRAMブランド)から、PCIeスロット向けの「IRDM ULTIMATE」が出てきた。NVMe対応、読み出し2,900MB/s、書き込み2,200MB/sで、HHHLアダプタを外せばM.2 SSDとしても利用できる。調査時点で480GBと240GBが出回っており、価格(税込)はそれぞれ26,800円、16,800円。PCIe向けは機種が少ない上に値も張るので、高性能かつ割安な新製品として歓迎する向きもあろう。