960GBの2.5インチSSDが限定特価で5,980円に、PCIe 4.0対応のNVMe SSDも複数モデルが値下がり

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2.5インチ/960GB SSDが5,980円で限定特価、その他も特価で安値を維持

　前回お伝えした4連休特価ほど大規模ではないが、今回調査の8月7日(土)も3連休の初日で特価が目に付く。

　まず2.5インチは、Colorful「SL500」960GBが5,980円(1GB単価6.2円)で限定特価。調査時点で在庫があったものとしては、1TBクラスの過去最安だ。5月22日(土)にCFD製960GBが7,480円で特価販売されているが、今回はそれより1,500円も安い。

　1TBクラスの次点は1万円を超え、TEAM製960GBの10,180円(1GB単価10.6円)となるが、秋葉原でも最安値は通常これくらいだ。ほかにはWestern Digital「WD Blue」が2,112円安の10,868円、Crucial「MX500」は10,978円、Samsung「870 QVO」とSanDisk「SSD Plus」が10,980円で、それぞれ横ばいとなっている。

　2TBクラスは引き続きADADA「SU650」1.92TBの20,580円(1GB単価10.7円)が最安。SanDisk「SSD Plus」が20,900円で続くほか、Western Digital「WD Green」が4,780円安の22,800円に下がったのが目に付く。Samsung「870 EVO」など上級の製品は27,000円弱に集まっているが、Western Digital「「WD Blue」は2,000円安の特価24,990円(中心は27,000円前後)を付けた。

2.5インチの1TBクラスは一部で5,980円の限定特価があったが、次点は10,180円になる

2TBクラスはADATA「SU650」の1.92TBが20,580円で最安

　M.2/NVMeには、PCIe 4.0対応・7,000MB/s級の新製品が2社から出ている。

　まず7月末には、マザーボードやグラフィックスカードで知られるMSIから、「SPATIUM M480」が発売。最大データ転送速度はリード7,000MB/s、ライト5,500～6,800MB/s、耐久性(総書き込み容量) 700～1,400TBWとなっている。価格は2TBが49,500円、1TBが25,520円だ。

　続いて8月上旬には、Seagate「FireCuda 530」が出回り始めた。最大データ転送速度はリード7,000～7,300MB/s、ライト3,000～6,900MB/s、耐久性は640～5,100TBW。販売が始まったのは1TBと500GBで、価格はそれぞれ26,400円、16,500円だ。未発売だが2TBと4TBも用意されている。

MSI SPATIUM M480

Seagate FireCuda 530

　値動きの面では、Kingston「NV1」の大幅特価が終了したため、容量別の最安値が大きく上昇。それでも値下がりや特価販売による買い得品は少なくない。

　特に値下がりが目立つのはPCIe 4.0(Gen4)対応製品で、このうちCFD販売「PG4VNZ」は、2TBが1,000円安の38,980円、1TBが920円安の19,980円に下落。7,000MB/s級の1TBで2万円を切る製品はこれだけだ。リード最大7,400MB/sを謳うADATA「GAMMIX S70」も一部で大幅に値下がりし、2TBが3,820円安の45,980円、1TBが1,100円安の22,880円となっている。

　PCIe 3.0対応はWestern Digital「WD Blue SN550」が特価で、1TBが890円安の11,980円、500GBが748円安の6,930円、250GBが1,892円安の4,378円。WDの廉価製品「WD Green SN350」は960GBが700円安の10,980円、480GBが200円安の6,580円など。Samsung「980」も500GBが1,000円安の6,980円に下がった。

PCIe 4.0対応のCFD販売「PG4VNZ」 2TBが38,980円

PCIe 3.0対応のWesternDigital「WD Blue SN550」 1TB11,980円

SSDの特価POP

　容量別に見ると、2TBはKingston「NV1」が3,000円高の22,980円(1GB単価11.5円)に上昇しながらも最安。続いてCFD販売「EG2VNQ」が1,820円高の25,800円、「SN550」が26,480円など。「SN750」(ヒートシンクなし)は220円高の34,100円、前回品切れだったSamsung「970 EVO Plus」は再入荷して36,480円。Gen4は「PG4VNZ」の27,980円が今回も変わらず最安で、ほかは4～5万円台が多い。

　1TBクラスは、TEAMの10,670円(1GB単価10.4円)が今回の最安で、「EG1VNE」など11,000円前後が幾つかある。Crucial「P5」は特価14,980円(中心は17,000円前後)、「SN750」は16,480円、「970 EVO Plus」は18,480円だ。Gen4は「WD Black SN750 SE」が14,280円で変わらず、「PG3VND」の15,400円が続いて、ほかは2万円前後から26,000円台に多く分布している。

　500GBクラスは「EG1VNE」の5,980円(1GB単価12.0円)が最安。「NV1」が200円高の6,180円で続き、7,000円台にかけて多数ある。Gen4の最安は「SN750 SE」の7,780円だが品薄。その上は「PG3VNF」で、特価の終了により602円高の8,280円だ。